
「フェムケアって、結局なにをすればいいの?」気になりながらも、何から始めればいいのか分からない——そんなふうに感じている方もいるのではないでしょうか。
デリケートゾーンや生理、年齢による変化のことは、まわりに相談しづらいテーマですよね。
人に聞きにくいことだからこそ、ひとりで抱えこまなくて大丈夫です。
この記事では、フェムケアの基本と、セルフケアでできること・できないこと、そして受診を考えたい目安までを、やさしく整理してお伝えします。
むずかしく考えず、今日できそうなところから、一緒に見ていきましょうね。
フェムケアは、Feminine(女性の)とCare(ケア)を組み合わせた言葉です。
デリケートゾーンや月経、尿もれ、年齢による変化など、女性特有のからだの悩みに向き合い、日々の暮らしの中でいたわること全般を指して使われています。

特別な道具がなくても、今日から始められます。
ただし、フェムケアは医療機関での診察の代わりになるものではありません。
デリケートゾーンの悩みは、原因がひとつとは限らないからです。
たとえば、おりものの色が緑・黄・茶色などに変わったときや、強いにおいがあるとき、量がとても増えたときは、腟炎(=腟の炎症のこと)の可能性が考えられます。
月経ではないのに出血をくり返すときは、何らかの病気が潜んでいることがあるため、産婦人科を受診してください。
こうしたサインがあるときは、セルフケアで済ませずに医療機関へ。
くわしい目安は、後半でお伝えしますね。
ケアの方法の前に、体のしくみを4つ押さえておきましょう。

厚生労働省の研究班が監修する情報サイト「ヘルスケアラボ」では、正常なおりものは腟の自浄作用の一部であり、腟の中を酸性に保って細菌などの侵入を防ぐと説明しています。
おりものも同じく、腟の中を酸性に保ち、細菌などの侵入を防ぐ大切なもの。
正常なおりものの色は、透明から白っぽく、下着について乾くと薄い黄色に見えます。
おりものがあること自体は、体のしくみの一部なんですよね。
ただし、女性ホルモンのバランスや体調が崩れると、腟炎を発症することがあります。
色やにおい、量がいつもと違うと感じたら、後半の「受診の目安」を確認してください。
日本産科婦人科学会は、閉経前の5年間と閉経後の5年間をあわせた10年間を、更年期と呼んでいます。
ヘルスケアラボによると、エストロゲン(=女性ホルモンのひとつ)の分泌が減ると、腟が乾燥して薄くなることがあります。
日本女性医学学会も、更年期には、皮膚がひどくかさつく、これまで使っていた化粧品が使えなくなるといった症状が現れやすくなるとしています。
更年期の年代になって「前と同じケアなのに、なんだか違う」と感じたら、こうした変化が関係しているのかもしれません。
皮膚の症状で悩んでいるときは、婦人科の更年期外来などで相談するようすすめられています。

デリケートゾーンのケアで大切なのは、腟の自浄作用を妨げず、必要以上に洗いすぎないことです。
腟内は乳酸菌などの働きによって酸性に保たれ、外部からの細菌が増殖しにくい環境が維持されています。
おりものも体を守る自然なしくみの一部なので、無理に取り除こうとする必要はありません。
また、更年期には女性ホルモンの減少によって、腟や外陰部の乾燥、刺激への敏感さが気になりやすくなることがあります。
年齢や肌の状態に合わせて、摩擦を避けたやさしい洗浄と適切な保湿を心がけることが大切です。
かゆみや痛み、いつもと違うおりものなどの症状が続く場合は、セルフケアだけで対処せず、婦人科で相談しましょう。
日本泌尿器科学会の一般向け解説によると、尿失禁(=自分の意思に関係なく尿がもれること)は、40歳以上の女性の4割以上が経験しているとされています。
このうち、咳やくしゃみをしたとき、重い荷物を持ち上げたときなど、お腹に力が入ったときに尿がもれるタイプが、腹圧性尿失禁です。
腹圧性尿失禁は、骨盤底筋(=膀胱や子宮を下から支えているハンモック状の筋肉のこと)がゆるむために起こり、加齢や出産をきっかけに現れることがあります。
「くしゃみでヒヤッとした」という経験は、あなただけのものではないんですよね。
日本皮膚科学会の皮膚科Q&Aによると、接触皮膚炎(=かぶれのこと)は、外からの刺激物質や抗原が皮膚に触れることで起こる、湿疹性の炎症反応です。
デリケートゾーン用の洗浄料や保湿剤、下着、生理用品も、肌に触れるもの。
これらが、かぶれのきっかけになることもあります。
使っていて違和感が出たときの対応は、次の章でお伝えしますね。

ここからは具体的な方法です。
フェムケアの全体像をもう少し知りたい方は、フェムケアの正しいやり方や注意点を解説した記事もあわせてどうぞ。

洗うのは入浴のとき。
対象は腟の中ではなく、外側の皮膚です。
① 洗浄料を手に取り、よく泡立てる
② 泡を手にのせ、手でそっとなでるように洗う
③ ひだの間は、指の腹でやさしくなぞる
④ ぬるま湯で、泡が残らないように流す
⑤ 清潔なタオルで、押さえるようにして水気をとる
ヘルスケアラボでは、腟の乾燥について解説する中で、外陰部の清潔を心がけることが大切だとしています。
においが気になる方は、デリケートゾーンのにおいが気になる方に向けたやさしい清潔ケアの記事も参考にしてみてください。

① 保湿剤を少量、清潔な手に取る
② 外側の皮膚に、こすらずなじませる
③ 赤みやかゆみ、ヒリヒリを感じたら、使うのをやめる
初めて使うものは、少ない量から試すという方法があります。
皮膚科Q&Aでは、かぶれでもっとも大切なのは、原因となるものを見つけ出して取り除くことだとしています。
合わないと感じたものを「もったいないから」と使い続けないことが大切です。
赤みやかゆみ、湿疹などが続く場合は、皮膚科に相談してください。

・生理用ナプキンは、こまめに取り替える
・通気性のよい素材の下着を選ぶ
・締めつけの強い服が続いた日は、家でゆったりした服に着替える
・トイレのあとは、こすらず押さえるように拭く
これらは、暮らしの中で取り入れやすい工夫の一例です。
自分に合うものから試してみてくださいね。
日本泌尿器科学会の一般向け解説では、軽い腹圧性尿失禁の場合の方法として、骨盤底筋訓練が紹介されています。
尿もれには複数の種類があるため、自己判断せず、泌尿器科で相談してください。
日本泌尿器科学会は、軽い腹圧性尿失禁では、骨盤底筋訓練によって改善が期待できるとしています。
ただし尿失禁には種類があるため、困っている場合は泌尿器科で相談してください。
妊娠中の方、産後まもない方、持病のある方や治療中の方は、始める前に主治医に相談してくださいね。
・ナプキンを長時間つけたままにする
・肌に合わないと感じたものを、そのまま使い続ける
・強いかゆみやおりものの変化を、ケアだけでやり過ごす
「ケアをがんばっているのに落ち着かない」というときは、ケアを足すのではなく、いったん立ち止まって医療機関に相談する。
これも大事なフェムケアです。
ここからは、FemLifeで取り扱っているアイテムを紹介します。
いずれも毎日のお手入れに使うもので、症状を治したり、体の状態を変えたりするものではありません。
デリケートゾーンの乾燥や摩擦が気になり、「洗う」と「うるおす」の基本ケアをまとめて始めたい方に向けたフェムケアセットです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 向いている肌質 | 乾燥・摩擦が気になる肌 |
| 向いている年代 | 10代後半〜50代以上 |
| 使い心地 | やさしい泡洗浄としっとり保湿 |
デリケートゾーンの乾燥や摩擦が気になる方に向けた、洗浄と保湿を組み合わせたフェムケアセットです。
弱酸性の泡タイプ「pitôn Femcare Soap」は、植物由来の洗浄成分と植物オイルを配合。
デリケートゾーンの外側を泡で包み込むようにやさしく洗い、清潔に保ちます。
お風呂上がりには、タマヌオイルなどの植物由来成分を配合した「pitôn Femcare Oil」で保湿。
清潔な手に少量を取り、外側の皮膚にこすらずなじませることで、肌にうるおいを与えます。
どちらも1回1〜2プッシュが使用目安で、1日1回の使用ならそれぞれ約3カ月分。
フェムケアを何から始めればよいか迷っている方や、毎日のケアを無理なく習慣にしたい方におすすめです。
※腟内には使用せず、外側の皮膚をケアしてください。
赤み・かゆみ・ヒリヒリ感などが生じた場合は使用を中止し、症状が続く場合は医療機関に相談してください。
デリケートゾーンをやさしく洗いたい方に向けた、無香料タイプのフェムゾーン用ソープです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 向いている肌質 | 洗浄後の乾燥が気になる肌 |
| 向いている年代 | 10代後半〜50代以上 |
| 使い心地 | やわらかな泡状・しっとりした洗い上がり |
デリケートゾーンの洗い上がりの乾燥が気になる方に向けた、無香料のフォームウォッシュです。
フェムゾーンのpH値に合わせて設計されており、ポンプを押すと液体と泡の中間のような、やわらかなテクスチャーで出てきます。
オーガニック成分のアロエベラ葉汁とトウキンセンカ花エキスを配合。
肌にうるおいを与えながら、デリケートゾーンの外側をやさしく洗い上げます。
使用するときは、手に適量を取り、外陰部をこすらずやさしく洗ったあと、ぬるま湯で十分にすすぎ流します。
香りのあるアイテムが苦手な方や、毎日の洗浄ケアをシンプルに続けたい方におすすめです。
※腟内には使用せず、外側の皮膚を洗ってください。
赤み・かゆみ・刺激などが生じた場合は使用を中止し、症状が続く場合は医療機関に相談してください。
デリケートゾーンの乾燥が気になり、洗うケアだけでなく日々の保湿ケアも取り入れたい方に向けたフェミニンモイスチャーセラムです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 向いている肌質 | 乾燥・うるおい不足が気になる肌 |
| 向いている年代 | 10代後半〜50代以上 |
| 使い心地 | みずみずしく軽やかな保湿感 |
デリケートゾーンの乾燥が気になる方に向けた、弱酸性のフェミニンモイスチャーセラムです。
セラミドNPや4種のヒアルロン酸、ウメ果実エキスなどの保湿成分を配合。
乾燥が気になる肌にうるおいを与え、しっとりとした状態に整えます。
みずみずしく軽やかなテクスチャーが特徴で、重たい使用感が苦手な方にも取り入れやすい保湿アイテムです。
デリケートゾーンの外側だけでなく、ヒップ・ワキ・ひじ・ひざなど、全身の乾燥が気になる部分にも使用できます。
お風呂上がりなど、清潔な肌に適量を取り、乾燥が気になる部分へこすらずやさしくなじませます。
洗い流す必要はありません。
毎日の洗浄後に保湿を取り入れたい方や、デリケートゾーンと全身の保湿を1本で行いたい方におすすめです。
※腟内には使用せず、商品の使用方法に従ってください。
赤み・かゆみ・刺激などが生じた場合は使用を中止し、症状が続く場合は医療機関に相談してください。
デリケートゾーンやヒップ、下着のしめつけなどで乾燥が気になる部分を、毎日の保湿とマッサージでやさしくケアしたい方に向けたマッサージミルクです。
このほかのアイテムは、ソープ・ウォッシュの一覧にまとめています。
肌に合わないと感じたときは使用をやめ、気になる症状が続く場合は医療機関に相談してください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 向いている肌質 | 乾燥・下着による摩擦が気になる肌 |
| 向いている年代 | 10代後半〜50代以上 |
| 使い心地 | しっとりなめらかな保湿感・華やかな香り |
デリケートゾーンやヒップ、下着の締めつけなどで乾燥が気になる方に向けた、保湿とマッサージを組み合わせたフェムケアミルクです。
ハチミツやビルベリー果実エキス、プラカシーオイルなどを配合。
乾燥が気になる肌にうるおいを与え、マッサージしながらなじませることで、しっとりなめらかな肌に整えます。
さらに、カミツレエキスやアルテア根エキスなどの植物由来成分を配合。
デリケートゾーンの外側だけでなく、足の付け根やヒップなど、乾燥が気になる部分のボディケアにも使用できます。
お風呂上がりなど、清潔な肌に2〜3プッシュを取り、気になる部分へこすらずやさしくなじませます。
ローズ&イランイランの華やかな香りを楽しみながら、毎日の保湿ケアを習慣にしたい方や、デリケートゾーンとボディの両方をケアしたい方におすすめです。
※腟内や粘膜部分には使用せず、外側の皮膚をケアしてください。
赤み・かゆみ・ヒリヒリ感などが生じた場合は使用を中止し、症状が続く場合は医療機関に相談してください。
フェムケアは、専用のソープや保湿アイテムを使うことだけではありません。
毎日身につける下着や、生理中に使うアイテムを見直すことも、自分に合ったケアを考えるきっかけになります。
ここでは、毎日の暮らしに取り入れやすいアイテムを3つご紹介します。

デリケートゾーンのムレや締めつけが気になる方は、まず普段使っているショーツを見直してみましょう。
グンゼの「キレイラボ Fitte」は、肌ざわりや着用時の快適さに配慮したインナーシリーズです。
綿混素材など、肌に触れる素材やフィット感を重視したい方に向いています。
こんな方におすすめ
商品情報
※素材や仕様は商品によって異なります。

生理中は、ナプキンによるムレやこすれが気になることもあります。
「ソフィ はだおもい オーガニックコットン100%」は、肌に触れる面にオーガニックコットンを使用した生理用ナプキンです。
生理中の肌ざわりを重視して、自分に合うナプキンを選びたい方におすすめです。
こんな方におすすめ
商品情報

生理中の過ごし方に合わせて、吸水機能のあるショーツを取り入れる方法もあります。
無印良品の「吸水サニタリーショーツ」は、経血を吸収する機能を備えたショーツです。
ナプキン以外の選択肢を知りたい方や、生理中の下着を見直したい方は、吸水量やお手入れ方法を確認してみましょう。
こんな方におすすめ
商品情報
※吸水量や使用方法を確認し、経血量に応じてほかの生理用品との併用も検討しましょう。
フェムケアで大切なのは、特定の商品を使うことではなく、自分に合ったケアを無理なく続けることです。
肌ざわりや使いやすさ、交換・お手入れのしやすさなどを比較しながら、心地よく使えるアイテムを探してみてくださいね。
また、かゆみや痛み、においの変化などが続く場合は、セルフケアだけで対応せず、婦人科などの医療機関に相談しましょう。
デリケートゾーンのケアでは、外側の皮膚をやさしく洗い、乾燥が気になる場合は保湿することが基本です。
最近では、泡タイプのソープや保湿ローション、クリームなど、さまざまなフェムケアアイテムが販売されています。
ここでは、洗い心地や保湿力、香りの好みなどに合わせて選べる、デリケートゾーン用のソープ・保湿アイテムを6つご紹介します。

引用:iroha 公式サイト
デリケートゾーンを洗うときは、できるだけ摩擦を抑え、外側の皮膚をやさしく洗うことが大切です。
「iroha INTIMATE WASH FOAM TYPE」は、きめ細かな泡で洗える弱酸性のデリケートゾーン用ソープです。
ポンプを押すだけで泡が出てくるため、泡立てる手間がなく、毎日のケアに取り入れやすいのが特徴です。
ベルガモットとビターオレンジの香りなど、好みに合わせて選べる香りも展開しています。
こんな方におすすめ
商品情報
※腟内には使用せず、外陰部をやさしく洗ってください。

毎日のデリケートゾーンケアでは、洗浄料の成分や洗い心地を重視して選ぶことも大切です。
アンティーム オーガニックの「フェミニン ウォッシュ」は、植物由来成分を取り入れたデリケートゾーン用洗浄料です。
リキッドタイプのため、手に取って泡立てながら使用できます。
デリケートゾーン用の洗浄料を初めて取り入れる方や、植物由来成分に関心がある方に向いています。
こんな方におすすめ
商品情報
※洗浄は外陰部にとどめ、腟内は洗わないでください。

引用:サマーズイブ公式サイト
デリケートゾーンは、洗浄料の使用感や香りが気になることもある部位です。
サマーズイブの「フェミニンウォッシュ マルチベネフィット シンプリーセンシティブ」は、デリケートな肌に配慮した弱酸性の洗浄料です。
乳酸や整肌成分を配合し、肌のうるおいを保ちながら汚れを洗い流します。
かすかなフローラルの香りで、強い香りが苦手な方にも検討しやすい商品です。
こんな方におすすめ
商品情報
※低刺激処方でも、すべての方に刺激が起こらないわけではありません。

画像出典:マツキヨココカラオンラインストア
デリケートゾーンの外側の皮膚は、下着による摩擦や乾燥などの影響を受けることがあります。
「iroha TREATMENT LOTION」は、デリケートゾーンの乾燥を防ぎ、肌荒れを予防する薬用ローションです。
有効成分のグリチルリチン酸ジカリウムとアラントインを配合しています。
みずみずしい使用感で、毎日の洗浄後に保湿ケアを取り入れたい方に向いています。
こんな方におすすめ
商品情報
※腟内には使用せず、商品に記載された使用方法を守ってください。

画像出典:ASKUL公式通販
デリケートゾーンの乾燥が気になる場合は、外側の皮膚に適した保湿アイテムを取り入れる方法があります。
アンティーム オーガニックの「ホワイト クリーム FF」は、香りのないタイプのデリケートゾーン用保湿クリームです。
乾燥しやすいVラインなどの肌にうるおいを与え、しっとりと整えます。
香りのある化粧品が苦手な方や、クリームタイプの保湿剤を使いたい方におすすめです。
こんな方におすすめ
商品情報
※使用部位や使用量は、商品の説明に従ってください。

画像出典:マツキヨココカラオンラインストア
デリケートゾーン周辺の乾燥や、肌のくすみが気になる方は、保湿成分だけでなく配合されている有効成分にも注目してみましょう。
「iroha WHITE MILK」は、デリケートゾーン用の薬用保湿ミルクです。
トラネキサム酸とL-アスコルビン酸 2-グルコシドの2つの美白有効成分を配合しています。
メラニンの生成を抑えてしみ・そばかすを防ぎながら、乾燥が気になる肌にうるおいを与えるアイテムです。
こんな方におすすめ
商品情報
※美白とは、メラニンの生成を抑え、しみ・そばかすを防ぐことです。
すでにある色素沈着を必ず改善するものではありません。
デリケートゾーンのケアでは、商品数を増やすことよりも、自分の肌の状態に合ったアイテムを無理なく使うことが大切です。
ソープを選ぶときは、泡タイプかリキッドタイプか、香りの有無、洗い上がりの使用感などを比較してみましょう。
保湿アイテムは、ローション・クリーム・ミルクなど、好みのテクスチャーや乾燥の程度に合わせて選ぶのがおすすめです。
なお、デリケートゾーン専用の商品であっても、すべての人の肌に合うわけではありません。
洗いすぎや強い摩擦を避け、必要に応じて保湿を取り入れましょう。
かゆみや痛み、強いにおいの変化、普段と異なるおりものなどが続く場合は、セルフケアだけで対応せず、婦人科などの医療機関に相談してください。
デリケートゾーン用ソープは、泡やジェルなどの形状、香り、配合成分、洗い上がりの好みに合わせて選ぶことが大切です。
| 商品画像 | 商品名 | 形状 | 香り | 内容量 | こんな方におすすめ |
|---|---|---|---|---|---|
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pitôn Femcare Set | 泡+オイル | 要確認 | 2点セット | 洗浄と保湿をまとめて始めたい方 |
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YES インティメイト・フォームウォッシュ | フォーム | 無香料 | 150mL | 香りを避けてやさしく洗いたい方 |
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iroha INTIMATE WASH FOAM TYPE | 泡 | ベルガモット&ビターオレンジ | 150mL | 泡立てず手軽に洗いたい方 |
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アンティーム フェミニン ウォッシュ FF | リキッド | 無香性 | 120mL | 無香性・植物由来成分を重視したい方 |
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サマーズイブ シンプリーセンシティブ | 液状 | ほのかなフローラル | 237mL | デリケートな肌向けの洗浄料を探している方 |
※○はメーカー公表の設計情報に基づきます。
肌への刺激の少なさを保証するものではありません。
※pitôn Femcare Setは保湿オイルを含むため、保湿アイテム比較表にも掲載しています。
デリケートゾーンの外側の皮膚の乾燥が気になる場合は、保湿アイテムを取り入れる方法があります。
ローション・ミルク・クリーム・オイルなどの形状や、配合成分、香りを比較しながら、自分に合ったものを選びましょう。
| 商品画像 | 商品名 | 形状 | 主な特徴 | 香り | こんな方におすすめ |
|---|---|---|---|---|---|
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pitôn Femcare Set | オイル+ソープ | 植物由来オイルを配合 | 要確認 | 洗浄と保湿をまとめて始めたい方 |
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otte c. フェミニンモイスチャーセラム | 美容液 | セラミド・ヒアルロン酸配合 | 要確認 | みずみずしい保湿感を好む方 |
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フェミニン マッサージミルク | ミルク | 植物由来成分配合 | ローズ&イランイラン | 保湿とボディケアを両立したい方 |
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iroha TREATMENT LOTION | 薬用ローション | 肌荒れ予防の有効成分配合 | 要確認 | 乾燥・肌荒れを予防したい方 |
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アンティーム ホワイト クリーム FF | クリーム | 無香性・保湿ケア | 無香性 | 香りを避けて保湿したい方 |
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iroha WHITE MILK | 薬用ミルク | 美白有効成分配合 | 要確認 | 保湿と美白ケアを取り入れたい方 |
※iroha WHITE MILKの「美白」は、メラニンの生成を抑え、しみ・そばかすを防ぐことを指します。
※使用感は製品説明に基づく特徴であり、保湿力を比較検証した結果ではありません。
フェムケアでは、専用のソープや保湿剤だけでなく、毎日身につける下着や生理用品の選び方も大切です。
素材や肌ざわり、吸水機能、使用する場面を比較しながら、自分のライフスタイルに合うアイテムを選びましょう。
| 商品画像 | 商品名 | 種類 | 主な特徴 | こんな方におすすめ |
|---|---|---|---|---|
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グンゼ キレイラボ Fitte ショーツ | ショーツ | 綿混素材・フィット感に配慮 | 下着の締めつけや肌ざわりが気になる方 |
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ソフィ はだおもい オーガニックコットン100% | 生理用ナプキン | 肌に触れる面の上層にオーガニックコットン100%を使用 | 生理中の肌ざわりを重視したい方 |
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無印良品 吸水サニタリーショーツ | 吸水ショーツ | 約50mLの吸水機能 | 生理用品の選択肢を増やしたい方 |
※グンゼの商品は、品番によって素材や仕様が異なります。
※吸水ショーツは、経血量に応じてほかの生理用品との併用を検討してください。
正直なところ、セルフケアにできるのは「清潔にする」「うるおいを与える」「肌への刺激になりそうなものを減らす」ところまでです。
次のことは、セルフケアの範囲を超えています。
・おりものの変化や強いかゆみ:腟炎を起こしている可能性があり、原因を知るには医療機関での検査が必要です
・尿もれ:尿失禁には種類があり、種類や程度によって対応はさまざまです
・更年期の乾燥:エストロゲンの減少によって腟の粘膜が薄く乾燥することがあり、気になる症状は婦人科で相談できます
吸水タイプのショーツやパッドは、もれた尿を吸水するためのもの。
尿もれそのものに働きかけるものではありません。
セルフケアで手応えがないのは、あなたのやり方が悪いからとは限らないんですよね。
フェムケアは、悩みをなくす手段というより、自分の体の「いつも」を知っておくための習慣。
そう考えておくと、気持ちが少し楽になるかもしれません。
次のような場合は、医療機関に相談してください。
・おりものの色が緑・黄・茶色などに変わった、強いにおいがある、量がとても増えた
・おりものが気になり、かゆみがひどい
・月経ではないのに出血がある、おりものに血が混じる
・尿もれで困っている
ヘルスケアラボでは、おりものの色が緑・黄・茶色などの場合、強いにおいがある場合、量がとても増えた場合には、腟炎を疑うとしています。
月経中ではないのに血液が混じっている場合には、子宮頸がんや子宮体がんなどの病気のこともあります。
日本産科婦人科学会は、月経ではないのに出血をくり返す場合、何らかの病気や初期のがんが潜んでいることがあるので、必ず産婦人科を受診するよう呼びかけています。
尿もれについては、日本泌尿器科学会が、状態や原因に応じた対応があるので、我慢せずに泌尿器科を受診するようすすめています。
日本女性医学学会によると、更年期の女性の尿の症状は、泌尿器科だけでなく婦人科でも対応が可能です。
また、ヘルスケアラボでは、更年期に強いかゆみやおりものが増えるなどの症状があるときは、感染の可能性を考えて婦人科を受診するようすすめています。
ここに当てはまらなくても、気になる症状や不安があれば、遠慮なく相談してください。
妊娠中や産後まもない方で気になる症状があるときは、次の健診を待たずに、かかりつけの医療機関へ連絡してください。
「こんなことで受診していいのかな」と迷う気持ちは、自然なものです。
日本泌尿器科学会も、恥ずかしがったり、年齢的なこととあきらめたりせずに相談するよう呼びかけています。
相談していいことなんです。
いいえ、そうではありません。
ヘルスケアラボでは、正常なおりものは腟の自浄作用だと説明されています。
ただし、色が緑・黄・茶色などに変わった、強いにおいがある、量がとても増えたというときは、ケアを増やすのではなく、医療機関に相談してください。
吸水タイプのショーツやパッドの役割は、もれた尿を吸水すること。
尿もれそのものへの対応は、医療の領域です。
日本泌尿器科学会は、困ったなと思ったら、泌尿器科専門医に相談するようすすめています。
ひとりで我慢し続けなくて大丈夫です。
更年期にはエストロゲンの分泌低下に伴い、腟や皮膚が乾燥することがありますが、乾燥の原因を年齢だけで判断することはできません。
ヘルスケアラボによると、粘膜や皮膚のみずみずしさを保っているのはエストロゲンの作用で、更年期に分泌が減ると乾燥しやすくなります。
日本産科婦人科学会は、更年期で困ったことがあれば、ひとりで悩まずに産婦人科へ相談するよう呼びかけています。
妊娠中や産後まもない時期は、使うものや運動について、自己判断で始めずに主治医に相談してください。
かゆみやおりものの変化、出血、尿もれなど気になる症状があるときは、次の健診を待たずに、かかりつけの医療機関へ連絡しましょう。
・フェムケアには、外側の皮膚をやさしく洗うことや、下着・生理用品の使い方を見直すことなど、日常生活でできる工夫があります
・セルフケアにできるのは日々の習慣まで。
おりものの変化、ひどいかゆみ、月経以外の出血、困っている尿もれは医療機関へ
・迷ったときは「相談していいこと」だと思い出す
自分の体の「いつも」を知っておくことが、フェムケアのいちばんの土台です。
無理のない範囲で、できることから始めてみてくださいね。
ほかの記事も、FemLife(フェムライフ)のトップページから読んでみてください。
※この記事は一般的な情報の提供を目的としたもので、診断や治療に代わるものではありません。
気になる症状がある場合は、医療機関にご相談ください。
参考
・女性の健康推進室 ヘルスケアラボ「ドライシンドローム(ドライマウス・ドライアイ・腟の乾燥)」
・日本女性医学学会「よくある女性の病気 皮膚の乾き むずむずする」