デリケートゾーンの保湿|乾燥の原因とやさしいケアの方法・受診の目安

デリケートゾーンの乾燥やつっぱり、ヒリヒリとした違和感。
気になっても、人にはなかなか相談しづらいですよね。
ふとした瞬間に「これって自分だけ?」と、不安になることもあるかもしれません。
でも、人に聞きにくいことだからこそ、ひとりで抱えこまなくて大丈夫です。
この記事では、デリケートゾーンが乾燥する背景にある体のしくみから、今日からできるやさしい保湿ケア、そして受診を考えたい目安までを、できるだけ正確にお伝えします。
むずかしく考えず、まずは知ることから始めてみませんか。
この記事の監修者
今回紹介するアイテム一覧
デリケートゾーンの保湿、まず知っておきたいこと
デリケートゾーンの乾燥が気になるとき、肌の表面にうるおいを補う保湿ケアは、自分でできる方法のひとつです。
洗ったあとにうるおいを補うなど、毎日の習慣として取り入れている方もいます。
ただし、乾燥の感じ方や肌の状態には個人差があります。
女性ホルモンの一つであるエストロゲンには、皮膚に張りやうるおいを持たせる働きがあると、厚生労働省の資料でも説明されています。
厚生労働省の資料では、閉経後にエストロゲンが低下すると、外陰部の乾燥などが起こることがあると説明されています。
一方で、かゆみや痛み、出血などが続くときは、乾燥以外の原因が隠れていることもあります。
「保湿すれば大丈夫」と自己判断で済ませず、気になる症状があるときは医療機関に相談することが大切です。
なぜ乾燥するの?先に知っておきたい体のしくみ
デリケートゾーンの乾燥には、いくつかの背景があります。
まずは体のしくみから見ていきましょう。
女性ホルモンが、うるおいに関わっています
エストロゲン(=卵巣から分泌される女性ホルモンのこと)には、皮膚に張りやうるおいを持たせる働きがあると、厚生労働省の資料では説明されています。
このエストロゲンは、年齢やライフステージによって分泌量が変化していきます。
年齢を重ねると、乾燥しやすくなることがあります
厚生労働省の資料によると、閉経前後にエストロゲンが大きく低下すると、肌のうるおいが減ることにつながる場合があるとされています。
とくに閉経後は、外陰部の皮膚が乾燥して薄くなり、刺激に敏感になってかゆみを起こしやすくなると説明されています。
これは加齢にともなう体の変化の一つで、恥ずかしいことでも、あなたの手入れ不足のせいでもありません。
ただし、かゆみや違和感が強いとき、続くときは、乾燥以外の原因が隠れていることもあります。
あとで紹介する受診の目安も参考にしてくださいね。
ほかの原因が隠れていることもあります
デリケートゾーンのかゆみや乾燥、違和感は、更年期の変化だと思っていても、別の病気が原因のこともあると、厚生労働省の資料では注意が促されています。
とくに、月経以外の出血(=不正な性器出血のこと)がある場合は、子宮の病気が隠れていることもあります。
自己判断で決めつけず、気になるときは医療機関で相談しましょう。
今日からできる、やさしい保湿ケア
ここからは、自分でできるケアの方法を紹介します。
デリケートゾーンはとても敏感な部分なので、「やさしく」を合言葉にしてみてくださいね。
やさしく洗う手順
① ぬるめのお湯で、デリケートゾーン全体をやさしく流します。
② 洗浄料を使うときは、手のひらでよく泡立てます。
③ 泡をのせ、指の腹でなでるように洗います(洗うのは外側の部分だけにします)。
④ ゴシゴシこすらず、泡をぬるま湯でしっかり流します。
⑤ タオルでこすらず、やさしく押さえるように水分を拭き取ります。
洗ったあとは、うるおいを補います
使ってみて、しみる、かゆくなるなど肌に合わないと感じたときは、使用をやめて様子をみましょう。
使用をやめても症状が続く場合や、症状が強い場合は、医療機関に相談してください。
控えめにしたい習慣
肌をいたわるために、次のようなことは控えめにするという方法もあります。
・ゴシゴシと強くこすって洗う
・1日に何度も洗う
・熱いお湯で長い時間洗う
・ボディ用のスポンジやナイロンタオルで強くこする
デリケートゾーンのケア全体の考え方は、フェムケアの基本的なやり方と注意点を解説した記事でもまとめています。
あわせて読んでみてくださいね。
毎日のケアに取り入れやすいアイテム
ここからは、FemLifeで取り扱っているアイテムを紹介します。
いずれも毎日のお手入れに使うもので、症状を治したり、体の状態を変えたりするものではありません。
フェミニン メディバーム <ローズ&イランイラン>15mL
デリケートゾーンの乾燥が気になり、日常の保湿ケアを取り入れたい方のためのオーガニックバームです。
フェミセラオイル 50mL
デリケートゾーンの乾燥が気になり、日々の保湿ケアやマッサージを心地よく取り入れたい方のためのフェムゾーン用オイルです。
トリートメントミルク
デリケートゾーンの乾燥が気になり、毎日の保湿ケアをやさしい使い心地で取り入れたい方に向けた乳液です。
公式 otte c. デリケートゾーン 保湿美容液 フェミニンモイスチャーセラム
デリケートゾーンの乾燥が気になり、洗うケアだけでなく日々の保湿ケアも取り入れたい方に向けたフェミニンモイスチャーセラムです。
このほかのアイテムは、保湿ジェル・クリームの一覧にまとめています。
肌に合わないと感じたときは使用をやめ、気になる症状が続く場合は医療機関に相談してください。
セルフケアでできること、できないこと
保湿ケアでできるのは、肌の表面にうるおいを補って、デリケートゾーンをいたわることです。
一方で、乾燥の背景にある女性ホルモンの変化そのものを、セルフケアで変えることはできません。
厚生労働省の資料でも、閉経前後の乾燥や萎縮にともなう症状には、医療機関で相談できる治療の選択肢があることが説明されています。
ここまではセルフケアでうるおいを補うケア、ここからは医療機関で相談する領域、という線引きを知っておくと、落ち着いて向き合えます。
保湿をしても乾燥や違和感がつらいとき、かゆみや痛みが続くときは、セルフケアだけで様子を見ずに、相談することを考えてみてくださいね。
気になる症状が続くときは、受診の目安を
次のような場合は、セルフケアを続けるより、医療機関への相談をおすすめします。
・かゆみや乾燥、違和感が続くとき、または強いとき
・月経以外の出血(不正な性器出血)があるとき
・性交時の痛みや、頻尿・尿もれ・くり返す膀胱炎などをともなうとき
厚生労働省の資料では、不正出血が続く場合には、子宮の病気が隠れている可能性があるため、婦人科への受診をすすめています。
日本産科婦人科学会の資料では、子宮体がんは不正出血をきっかけに見つかることが多いと説明されています。
月経以外の出血がある場合は、産婦人科を受診してください。
ここに当てはまらなくても、気になる症状や不安があれば、相談して大丈夫です。
デリケートゾーンの乾燥やかゆみ、違和感は、まず婦人科で相談できます。
尿のトラブルが気になるときは、泌尿器科という選択肢もあります。
「こんなことで受診していいのかな」と迷うかもしれませんが、デリケートゾーンの悩みを相談することは、特別なことではありません。
ひとりで我慢せず、専門家に話してみてくださいね。
よくある質問
デリケートゾーンの保湿は、毎日してもいいですか?
しみる、かゆくなるなど合わないと感じたときは、使用をやめてください。
それでも症状が気になるときは、医療機関に相談しましょう。
乾燥でヒリヒリします。
保湿をすればよくなりますか?
保湿ケアでできるのは、肌の表面にうるおいを補うことです。
ヒリヒリやかゆみが続くとき、強いときは、乾燥以外の原因が隠れていることもあると厚生労働省の資料では説明されています。
我慢せず、婦人科などに相談してください。
閉経を迎えてから、乾燥しやすくなった気がします。
なぜですか?
厚生労働省の資料によると、閉経後はエストロゲンの低下により、外陰部の皮膚が乾燥して薄くなり、かゆみを起こしやすくなるとされています。
気になる症状が続くときは、婦人科で相談できます。
妊娠中や産後でも、保湿をして大丈夫ですか?
妊娠中や産後は、体が大きく変化する時期です。
自己判断はせず、気になる症状やケアについては、かかりつけの医療機関に相談してください。
症状があるときは、次の健診を待たずに連絡しましょう。
まとめ
デリケートゾーンの乾燥には、女性ホルモンの変化など、体のしくみが関わっていることがあります。
自分でできるのは、やさしく洗って、うるおいを補うケア。
無理にこすらず、いたわることが大切です。
かゆみや痛み、不正な出血などが続くときは、セルフケアだけで様子を見ず、婦人科などに相談してくださいね。
フェムケアについてもっと知りたい方は、FemLife(フェムライフ)のトップページものぞいてみてください。
※この記事は一般的な情報の提供を目的としたもので、診断や治療に代わるものではありません。
気になる症状がある場合は、医療機関にご相談ください。
参考































































