
ふとした瞬間に、デリケートゾーンの臭いが気になる。
洗っても気になる気がして、でも人にも聞けなくて、ひとりでスマホを握りしめている。
人に聞きにくいことだからこそ、ひとりで抱えこまなくて大丈夫です。
この記事では、臭いに関係することがある体のしくみと、今日からできるセルフケア、そして「ここからは医療機関へ」という受診の目安を、順番にお伝えします。
まずは、気になる気持ちをいったん置いて、読み進めてみてくださいね。
デリケートゾーンの臭いが気になるとき、まず知っておきたいのは、原因はひとつではないということです。
そして、臭いやおりものの変化の背景に、体の内側の変化や病気が隠れていることもあります。
だからこそ、「自分でなんとかできること」と「医療機関に相談したほうがよいこと」を分けて考えるのが大切です。
この記事では、その線引きまでお伝えします。
まずはセルフケアでできることから見ていきましょう。
ただし、おりものの色や量、においにいつもと違う変化があるときや、かゆみ・痛み・出血などをともなうときは、セルフケアの前に受診を考えてください。
くわしい目安は後半でお伝えします。
臭いのケアを考える前に、体のしくみを少しだけ知っておくと、やりすぎを防げます。
つまり、デリケートゾーンは「洗えば洗うほどよい」場所ではないんですよね。
ただし、いつもと明らかに違う色・量・においの変化があるときは、体からのサインのことがあります。
デリケートゾーンの状態は、一生の中で変化します。
ここからは、臭いが気になるときに自分でできる工夫をまとめます。
結果を約束するものではありませんが、肌への負担を減らすための習慣として取り入れてみてくださいね。
① 手を清潔にしてから始める
② 洗浄料は、手のひらでよく泡立てる
③ 外陰部(=体の外側の部分)を、泡でそっとなでるように洗う
④ ぬるま湯で、泡をしっかり洗い流す
⑤ やわらかいタオルで、押さえるように水気をとる
特別な道具は要りません。
「こすらない」ことと「洗いすぎない」こと。
・ナイロンタオルやスポンジで強くこする
・1日に何度も念入りに洗う
・腟の内側まで洗う
生活の中でできる工夫として、こんな方法があります。
・通気性のよい素材の下着を選ぶ
・ナプキンやおりものシートは、こまめに取り替える
・汗をかいたあとは、やさしく拭き取って湿った状態を長く続けない
どれも「清潔な状態を保つ習慣」です。
無理のない範囲で続けるのがいちばんです。
ここからは、FemLifeで取り扱っているアイテムを紹介します。
いずれも毎日のお手入れに使うもので、症状を治したり、体の状態を変えたりするものではありません。
毎日のデリケートゾーンをやさしく洗いたい方や、全身をやさしい使用感で洗いたい方に向けた弱酸性の泡ソープです。
デリケートゾーンを毎日の入浴でやさしく洗い、清潔に保ちたい方のためのウォッシュジェルです。
デリケートゾーンをやさしく洗いたい方に向けた、無香料タイプのフェムゾーン用ソープです。
このほかのアイテムは、ソープ・ウォッシュの一覧にまとめています。
肌に合わないと感じたときは使用をやめ、気になる症状が続く場合は医療機関に相談してください。
ここは、正直にお伝えしたい大切なところです。
セルフケアでできるのは、あくまで「清潔な状態を保つ」「肌への負担を減らす」といった習慣づくりまでです。
次のようなことは、セルフケアでは変えられません。
・病気が原因で起きている臭いやおりものの変化
・ホルモンの変化そのもの
・感染症などの治療が必要な状態
たとえば、おりものの色やにおいが明らかに変わった、かゆみや痛みが続く、といった場合は、セルフケアを続けるよりも、原因をはっきりさせることが先です。
「ケアをがんばれば治る」と思って受診が遅れてしまうことが、いちばん避けたいことなんですよね。
ケアはケア、相談は相談。
分けて考えて大丈夫です。
次のような変化があるときは、セルフケアで様子を見るのではなく、医療機関への相談を考えてください。
・おりものの色・量・においに、いつもと違う変化が続く
・外陰部のかゆみや痛みが続く
・不正な出血や、下腹部の痛みがある
・ケアをしても、気になる状態が続く
相談先に迷ったときは、まず産婦人科を考えてみてください。
外陰部の皮膚の症状が中心であれば、皮膚科で相談できることもあります。
ここに当てはまらなくても、気になる症状や不安があれば、相談して大丈夫です。
妊娠中の方、産後まもない方、持病がある方、治療中の方は、自己判断でケア用品を使う前に、主治医に相談してください。
妊娠中・産後に気になる症状があるときは、次の健診を待たずに、かかりつけの医療機関へ連絡してくださいね。
ひとりで抱えこまず、相談してもいいことなんだ。
そう思ってもらえたらうれしいです。
ただし、いつもと違うにおい・色・量の変化が続くときや、かゆみや痛みをともなうときは、医療機関に相談してください。
デリケートゾーンは、洗えば洗うほどよい場所ではありません。
外陰部をやさしく洗い、清潔な状態を保つことが基本です。
それでも気になる状態が続く場合は、原因を確かめるために受診を考えてください。
内側まで洗う必要はなく、洗うのは外陰部までで十分です。
「前と違う」と感じる変化が気になるときは、産婦人科で相談できます。
デリケートゾーンの臭いは、原因がひとつではありません。
セルフケアでできるのは、やさしく洗い、清潔な状態を保ち、肌への負担を減らすこと。
「こすらない」「洗いすぎない」が基本です。
そして、いつもと違う変化が続くときや、かゆみ・痛み・出血をともなうときは、ためらわずに医療機関へ。
ケアと相談は、分けて考えて大丈夫です。
フェムケアについてもっと知りたい方は、FemLife(フェムライフ)のトップページものぞいてみてくださいね。
※この記事は一般的な情報の提供を目的としたもので、診断や治療に代わるものではありません。
気になる症状がある場合は、医療機関にご相談ください。
参考