VIOソープとは?デリケートゾーン用の選び方と使い方の基本をやさしく解説

「VIOソープって、普通のボディソープと何が違うの?」
そんな素朴な疑問から検索された方も多いのではないでしょうか。
デリケートゾーンのケアは、人に聞きにくいからこそ、自己流になりがちな部分なんですよね。
聞きにくいことだからこそ、ひとりで抱えこまなくて大丈夫です。
この記事では、VIOソープがどんなものなのか、選ぶときに見ておきたいポイント、やさしい洗い方の一例を、順を追ってお伝えします。
むずかしい知識はいりません。
まずは「そもそも何なのか」から、いっしょに整理していきましょう。
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今回紹介するアイテム一覧
VIOソープとは?デリケートゾーンをやさしく洗うためのソープのこと
「VIO」とは、デリケートゾーンのまわりを指すときによく使われる言葉です。
正面のVライン、内側のIライン、おしり側のOラインをまとめて、こう呼びます。
VIOソープは、この部分を洗うために作られたソープのことを指します。
市販のものには、液体・泡・ジェルなど、いろいろなタイプがあります。
だからこそ「ゴシゴシ洗う」より「そっと洗う」を意識したい場所なんですよね。
VIOソープは、そうしたやさしい洗い方をしやすくするための選択肢のひとつ、とイメージしてもらえればと思います。
一方で、気になる症状があるときに、ソープを変えれば解決する、というものではありません。
かゆみ・におい・おりものの変化などが続く場合は、何らかの体のサインのこともあります。
あとの「受診の目安」でくわしくお伝えしますね。
先に知っておきたい、デリケートゾーンの基礎知識
VIOソープの話に入る前に、体の仕組みを少しだけ知っておくと、ケアの考え方がぐっとクリアになります。
洗うのは「外側」が基本
デリケートゾーンは、外から見える外陰部(がいいんぶ=からだの外側の部分)と、その奥の腟(ちつ)に分けられます。
ケアとして洗うのは、基本的に外側の部分です。
奥まで洗い込もうとする必要はない、と考えておくとよいでしょう。
ゆらぎやすい場所でもある
デリケートゾーンの状態は、年齢や体の変化によっても移り変わります。
たとえば、閉経前後の更年期には、女性ホルモン(エストロゲン)が大きくゆらぎながら低下していきます。
日本産科婦人科学会の一般向け解説でも、更年期の不調の主な原因はこのエストロゲンのゆらぎと減少だと説明されています。
ただし、乾燥やかゆみ、においといった変化は、原因がひとつとは限りません。
「年齢のせい」と決めつけずに、気になるときは相談する、という姿勢が安心につながります。
今日から見直せる、VIOソープの選び方とやさしい使い方
ここが、いちばんお伝えしたいところです。
むずかしく考えず、「選ぶ」と「使う」の2つに分けて見ていきましょう。
選ぶときに見ておきたいポイント
VIOソープを選ぶときは、次のような視点で見てみるのがおすすめです。
どれか1つに絞る必要はありません。
・デリケートゾーン用としてつくられているか
・香料や成分が、自分の肌に合いそうか
・泡立てて使えるなど、やさしく洗いやすいタイプか
・毎日続けられそうな、使い心地や容量か
「人気だから」ではなく、「自分の肌と暮らしに合うか」で選ぶ。
これが、長く無理なく続けるコツだと思います。
肌に合わないと感じたときは、使用を続けずに様子をみる。
かゆみや痛みなどの症状が続く場合は、自己判断で様子を見続けず、医療機関に相談してください。
これも大切な工夫のひとつです。
やさしい洗い方の一例
洗い方に「絶対の正解」があるわけではありませんが、負担をかけにくい手順の一例を紹介します。
① ぬるめのお湯で、まず全体をさっと流す
② ソープをよく泡立てる
③ 泡を手にとって、外側の部分をなでるようにそっと洗う
④ ぬるめのお湯で、泡が残らないようにていねいに流す
⑤ やわらかいタオルで、押さえるように水けをふきとる
ポイントは「こすらないこと」。
ナイロンタオルやスポンジで強くこすると、かえって刺激になることがあります。
指の腹を使って、やさしく洗ってみてくださいね。
洗ったあとにムレが気になる場合は、しっかり乾かしてから下着を身につける、通気性のよい下着を選ぶ、といった工夫もあります。
やってしまいがちなNGケア
よかれと思って、逆に負担をかけてしまうこともあります。
・ゴシゴシ強くこする
・1日に何度も洗いすぎる
・熱すぎるお湯で洗う
こうしたケアは、デリケートな部分には刺激が強くなりがちです。
「しっかり洗えば清潔になる」と思いがちですが、やさしさを優先したい場所なんですよね。
毎日のケアに取り入れやすいアイテム
ここからは、FemLifeで取り扱っているアイテムを紹介します。
いずれも毎日のお手入れに使うもので、症状を治したり、体の状態を変えたりするものではありません。
フェミニン シフォン ソープ <ローズ&イランイラン>220mL
毎日のデリケートゾーンをやさしく洗いたい方や、全身をやさしい使用感で洗いたい方に向けた弱酸性の泡ソープです。
インティマM デリケートゾーン ウォッシュジェル マリーゴールドの香り 500ml
デリケートゾーンを毎日の入浴でやさしく洗い、清潔に保ちたい方のためのウォッシュジェルです。
YES インティメイト・フォームウォッシュ 無香料
デリケートゾーンをやさしく洗いたい方に向けた、無香料タイプのフェムゾーン用ソープです。
このほかのアイテムは、ソープ・ウォッシュの一覧にまとめています。
肌に合わないと感じたときは使用をやめ、気になる症状が続く場合は医療機関に相談してください。
セルフケアで変えられないこと
ここは、正直にお伝えしておきたい部分です。
VIOソープや毎日のケアでできるのは、あくまで「やさしく洗って、清潔を保ちやすくする」こと。
これはとても大切な習慣ですが、できることには範囲があります。
たとえば、次のようなことは、セルフケアだけで何とかしようとするのは適切ではありません。
・かゆみや痛みが続いている
・おりものの様子がいつもと違う
・不正な出血がある
こうした症状の背景には、体の内側の変化や病気が関わっていることもあります。
日本産科婦人科学会の一般向け解説でも、不正な性器出血を起こす原因のひとつとして、加齢にともなう腟の炎症(萎縮性腟炎)などが挙げられています。
つまり、症状の原因は見た目だけでは分からないことがある、ということです。
「ソープを変えたのに良くならない」と感じたときは、ケアを変え続けるより、相談してみることが近道になる場合があります。
セルフケアと医療は、どちらが上ということではなく、役割がちがう。
そう考えると、気持ちが少し軽くなるのではないでしょうか。
こんなときは受診を。
婦人科に相談する目安
「病院に行くほどでもないかな」と迷う気持ち、よく分かります。
でも、次のような場合は、早めに婦人科へ相談することをおすすめします。
・おりもの(量・色・におい)が、いつもと違う状態が続くとき
・かゆみや痛みが続く、または強いとき
・不正な出血があるとき
・気になる症状を繰り返すとき
日本産科婦人科学会の一般向け解説では、おりもの(帯下)の異常や月経以外の不正な出血などがある方は、早めに産婦人科を受診するようにと案内されています。
また、異常な出血を繰り返す場合には、何らかの病気や初期のがんが潜んでいることもあるため、必ず産婦人科を受診するようにとも説明されています。
ここに当てはまらなくても、気になる症状や不安があれば、相談して大丈夫です。
婦人科は、妊娠や出産のときだけ行く場所ではありません。
「こんなことで行っていいのかな」と思うようなことこそ、気軽に相談していい場所です。
妊娠中の方、産後まもない方、持病があって治療中の方は、自己判断でケア用品を使ってよいか迷ったときは、まず主治医に相談してくださいね。
症状があるときは、次の健診を待たずに、かかりつけの医療機関へ連絡するのが安心です。
VIOソープについてよくある質問
VIOソープは毎日使ったほうがいいですか?
大切なのは回数よりも、こすらずやさしく洗うことです。
肌の調子を見ながら、自分に合うペースで続けるのがよいでしょう。
普通のボディソープではダメですか?
ダメということではありません。
肌に合うかどうかを基準に選んでみてください。
腟の中まで洗ったほうが清潔ですか?
洗うのは外側が基本です。
奥まで洗い込む必要はない、と考えておくとよいでしょう。
気になる症状が続くときは、洗い方を工夫するより、婦人科への相談を検討してみてください。
かゆみがあるときにソープを変えれば治りますか?
かゆみの原因はひとつとは限らず、ソープを変えれば解決するとは言い切れません。
かゆみが続く・強いときは、我慢せず婦人科に相談してください。
まとめ
最後に、この記事の要点を振り返っておきますね。
・VIOソープは、デリケートゾーンをやさしく洗うためのソープ。
選ぶときは「自分の肌と暮らしに合うか」で
・かゆみ・におい・おりものの変化・出血などが続くときは、セルフケアだけで判断せず、婦人科へ相談を
デリケートゾーンのケアは、自分の体をいたわる習慣のひとつ。
肩の力を抜いて、できることから始めてみてくださいね。
フェムケアについてもっと知りたい方は、FemLife(フェムライフ)のトップページものぞいてみてください。
※この記事は一般的な情報の提供を目的としたもので、診断や治療に代わるものではありません。
気になる症状がある場合は、医療機関にご相談ください。
参考

















































