フェムケアのおすすめは?初心者向けの選び方と基本のケア方法を解説

「フェムケアって最近よく聞くけれど、何から始めればいい?」「アイテムが多すぎて、どれを選べばいいのか分からない」。
デリケートゾーンのことは人に聞きにくく、ひとりでそっと調べている方もいます。
人に相談しづらいことだからこそ、ひとりで抱えこまなくて大丈夫です。
この記事では、フェムケアの基本と、自分に合うアイテムの選び方、今日からできるケアの手順までを、やさしく整理してお伝えします。
むずかしく考えず、できそうなところから一緒に始めていきましょう。
この記事の監修者
今回紹介するアイテム一覧
フェムケアのおすすめは「やさしく洗って、うるおいを守る」が基本
高価な道具や複雑な手順は、必ずしも必要ではありません。
アイテムを選ぶときは、「洗う」「保湿する」「外出先でととのえる」など、自分が整えたい目的から考えると選びやすくなります。
フェムケアは、気になるところを変えてしまうためのものというより、肌をすこやかに、心地よく保つための毎日の習慣なんですよね。
ただし、かゆみ・におい・おりものの変化・出血などが続くときは、セルフケアだけで様子を見ない方がよい場合もあります。
気になる症状があるときの受診の目安は、記事の後半でくわしくお伝えします。
そもそもフェムケアとは?知っておきたい基礎知識
フェムケアとは、デリケートゾーンのお手入れや、月経・ホルモンのゆらぎといった、女性の体にまつわることをやさしくケアする取り組みを、広く指す言葉です。
決まった正解がひとつあるわけではなく、自分の体や年代に合わせて選んでいくものです。
フェムケアの中心は、清潔とうるおいのケア
フェムケアと聞くと特別なことのように感じるかもしれませんが、基本は毎日の入浴のときに、デリケートゾーンをやさしく洗うこと。
そして、乾燥が気になるときに、うるおいを守ること。
この2つが土台になります。
体は、年代やライフステージで少しずつ変わります
女性の体は、産後や加齢によって、少しずつ変化していきます。
お腹に力が入ったときに尿がもれてしまう腹圧性尿失禁(=せきやくしゃみなどでお腹に力が入ったときに、尿がもれてしまうこと)は、骨盤底筋(=膀胱や子宮を下から支えている、ハンモックのような筋肉のこと)がゆるむために起こり、加齢や出産をきっかけに出てくることがあると、日本泌尿器科学会は解説しています。
どれも年齢を重ねる中で起こりうる変化ですが、感じ方や程度には個人差があります。
気になる悩みの原因は、ひとつとは限りません
デリケートゾーンのかゆみ・におい・おりものの変化・乾燥といった悩みには、ムレや摩擦のような生活上の要因から、体のコンディションまで、さまざまなことが関係していることがあります。
原因はひとつに決めつけられないことが多く、同じ「かゆい」でも、背景は人それぞれなんですよね。
だからこそ、セルフケアで整えられる部分と、医療機関に相談した方がよい部分を、分けて考えることが大切です。
今日からできるセルフケアと、アイテムの選び方
ここからは、毎日のお手入れとして取り入れやすいことを整理します。
基本の洗い方(手順)
① 手を清潔にして、洗浄料を使うときは、よく泡立てます。
② デリケートゾーンの外側を、指の腹でそっと撫でるように洗います。
ゴシゴシこする必要はありません。
③ ぬるま湯で、洗い残しがないように、やさしく流します。
④ タオルで押さえるようにして、やさしく水気をふきとります。
やってはいけないNGケア
・強い力でゴシゴシこすること。
かゆいときほど、刺激は避けたいところです。
・熱すぎるお湯で、長く洗いすぎること。
・洗浄力の強いもので、必要以上に洗いすぎること。
・ナプキンやおりものシートを長時間つけたままにして、ムレた状態を続けること。
かぶれ(=接触皮膚炎。
肌に触れたものの刺激やアレルギーによって起こる、皮膚の炎症のこと)では、原因となる刺激やアレルゲンを見つけて取り除くことが最も大切だと、日本皮膚科学会は解説しています。
洗う以外のケア(保湿・下着・ムレ対策)
・入浴後、乾燥が気になるときは、やさしく保湿して、うるおいを守るという方法があります。
・下着は、通気性のよい素材を選んでみるという方法もあります。
・ナプキンやおりものシートは、こまめに取りかえて、ムレをためないようにするのも一つの手です。
・外出先や生理中に気になるときは、さっとふいて清潔にととのえるのも、一つの方法です。
取り入れるなら、選び方の目安
もし専用のアイテムを取り入れるなら、次のような点を目安にすると、自分に合うものを選びやすくなります。
・香りのあり・なし。
香りで気分を変えたい方は香りつき、においに敏感な方は無香料、と好みで選べます。
・形状や使い心地。
泡立てて使うタイプ、はじめから泡で出てくるタイプなど、続けやすいものを選びます。
・続けやすさ。
毎日のことなので、無理なく使い続けられる容量や価格も、大切な選ぶ目安になります。
毎日のケアに取り入れやすいアイテム
ここからは、FemLifeで取り扱っているアイテムを紹介します。
いずれも毎日のお手入れに使うもので、症状を治したり、体の状態を変えたりするものではありません。
フェミニン シフォン ソープ <ローズ&イランイラン>220mL
毎日のデリケートゾーンをやさしく洗いたい方や、全身をやさしい使用感で洗いたい方に向けた弱酸性の泡ソープです。
YES インティメイト・フォームウォッシュ 無香料
デリケートゾーンをやさしく洗いたい方に向けた、無香料タイプのフェムゾーン用ソープです。
フェミニン マッサージミルク <ローズ&イランイラン>125mL
デリケートゾーンやヒップ、下着のしめつけなどで乾燥が気になる部分を、毎日の保湿とマッサージでやさしくケアしたい方に向けたマッサージミルクです。
フェミニン コットン シート 無香料<5枚入り>
外出先や旅行・移動中に、デリケートゾーンの汚れが気になり、手軽にやさしく拭き取りたい方に向けたコットンシートです。
このほかのアイテムは、ソープ・ウォッシュの一覧にまとめています。
肌に合わないと感じたときは使用をやめ、気になる症状が続く場合は医療機関に相談してください。
セルフケアで変えられないこと
フェムケアでできるのは、肌をすこやかに、心地よく保つための、毎日のお手入れまでです。
次のようなことは、セルフケアだけで何とかしようとせず、専門家の力を借りた方がよい範囲です。
かゆみ・におい・おりものの変化が続くとき
これらの背景には、生活上の要因だけでなく、体の中の変化がかくれていることもあります。
セルフケアを続けても良くならない、むしろ気になる、というときは、セルフケアの範囲を超えているサインかもしれません。
産後や加齢による尿もれ
軽い腹圧性尿失禁の場合は、骨盤底筋をきたえる体操で改善が期待できると、日本泌尿器科学会は解説しています。
一方で、程度や種類によっては体操だけでは追いつかないこともあり、その見極めは自分ではむずかしいものです。
骨盤底筋の体操は、何かを引き締めるための近道ではなく、体のはたらきをととのえる運動の一つ、と考えておくとよいかもしれません。
気になる症状があるときの受診の目安
ここからは、医療機関に相談した方がよいサインを整理します。
次のような場合は、早めに相談してみてください。
・おりものの色・におい・量に、いつもと違う変化があるとき。
月経以外の出血や、性交時の出血、下腹部の痛みがあるとき。
・デリケートゾーンのかゆみが強い、または長く続くとき。
・お腹に力が入ったときの尿もれなど、尿のトラブルが気になるとき。
・妊娠中や産後まもない時期に、気になる症状があるとき。
次の健診を待たずに、かかりつけの医療機関へ連絡してください。
日本皮膚科学会は、接触皮膚炎の治療では、原因となるアレルゲンや接触刺激因子を特定して取り除くことが重要だと説明しています。
かゆみが続くときは、皮膚科や婦人科に相談してみてください。
尿もれについては、恥ずかしがったり、年齢的なものとあきらめたりせず、泌尿器科に相談してよいと、日本泌尿器科学会は伝えています。
ここに当てはまらなくても、気になる症状や不安があるときは、相談して大丈夫です。
「こんなことで行ってもいいのかな」と感じることでも、受診のきっかけにして構いません。
受診先に迷ったら、まずは婦人科へ。
症状に応じて、皮膚科や泌尿器科をすすめられることもあります。
よくある質問
フェムケアは、何から始めればいいですか?
まずは、入浴のときにデリケートゾーンの外側をやさしく洗い、乾燥が気になるときにうるおいを守る、というところからで十分です。
特別な道具がなくても、今日から始められます。
毎日ケアしないといけませんか?
洗うことは毎日の入浴の中でできますが、保湿などは、乾燥や違和感が気になるときに取り入れる、という形でも構いません。
自分のペースで、続けやすい方法が一番です。
デリケートゾーン専用の洗浄料は、必要ですか?
必ず必要というわけではありません。
使う場合は、香りや使い心地など、続けやすいものを選ぶとよいでしょう。
妊娠中でもフェムケアをして大丈夫ですか?
体がデリケートな時期なので、新しいアイテムを使い始める前に、かかりつけの医師に相談すると安心です。
気になる症状があるときは、次の健診を待たずに、かかりつけの医療機関へ連絡してください。
かゆいとき、ゴシゴシ洗った方がいいですか?
かゆいときほど、強くこすったり、熱いお湯で洗ったりする刺激は避けたいところです。
まとめ
・フェムケアの基本は、デリケートゾーンをやさしく洗い、うるおいを守る、毎日のお手入れです。
・アイテムは、香り・形状・肌へのやさしさ・続けやすさなど、自分に合う目安で選びます。
・かゆみ・におい・おりものの変化・出血・尿もれなどが続くときは、セルフケアだけで抱えこまず、医療機関に相談してください。
デリケートゾーンのことは、ひとりで悩まなくて大丈夫。
できそうなところから、少しずつ始めてみてくださいね。
フェムケアのアイテムや情報をもっと見てみたい方は、FemLife(フェムライフ)のトップページものぞいてみてください。
※この記事は一般的な情報の提供を目的としたもので、診断や治療に代わるものではありません。
気になる症状がある場合は、医療機関にご相談ください。
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