フェムケア商品の選び方|初心者が知っておきたい種類と選ぶポイント

フェムケアという言葉はよく見かけるようになったけれど、いざ商品を探すと種類が多すぎて、何をどう選べばいいのか分からない。
デリケートな場所のことだから、人にも聞きにくい。
そんなふうに、検索の手が止まってしまった方もいるかもしれません。
人に相談しにくいことだからこそ、ひとりで抱えこまなくて大丈夫です。
この記事では、フェムケア商品にどんな種類があるのか、何を基準に選べばいいのか、そしてセルフケアでできること・できないことまで、やさしく整理していきます。
まずは、自分に合う一歩を見つける手がかりから見ていきましょう。
この記事の監修者
今回紹介するアイテム一覧
フェムケア商品ってどんなもの?何から選べばいい?
結論からお伝えすると、フェムケア商品は大きく「洗うもの」「うるおいを与えるもの」「外出先でさっと清潔にするもの」などの役割に分かれています。
デリケートゾーンの悩みは、人には言いにくいだけで、めずらしいことではありません。
ただし、おりものの変化や強いにおい、出血など、気になる変化があるときは、セルフケアだけで様子を見ずに、医療機関に相談してほしいサインもあります。
このあと、体のしくみ・選び方・受診の目安まで順番に見ていきますね。
選ぶ前に知っておきたい、デリケートゾーンのしくみ
商品を選ぶ前に、まず「体がどう守られているか」を知っておくと、ケアの力加減が分かりやすくなります。
腟には「自浄作用」がある
自浄作用(=腟内を清潔に保とうとする体の働きのこと)という言葉があります。
厚生労働省の研究班が作成した情報サイト「ヘルスケアラボ」によると、腟の中はおりものによって弱酸性に保たれ、外からの菌が入ったり増えたりするのを防いでいるとされています。
つまり、腟の内側はもともと自分で守るしくみを持っている、ということなんですよね。
だからこそ、ケアで意識したいのは内側ではなく外側です。
体調やホルモンの変化で、ゆらぐこともある
この自浄作用は、いつも一定というわけではありません。
ヘルスケアラボでは、体調が悪かったり女性ホルモンのバランスが崩れたりすると、この働きが低下して腟炎を起こすことがある、と説明されています。
おりものやかゆみは、必ずしも病気ではない
少しのおりものやかゆみがあると不安になりますが、ヘルスケアラボによると、おりものや外陰部のちょっとしたかゆみは、必ずしも病気ではないとされています。
ただし、色やにおい、量の変化は受診を考える目安にもなります。
その見分け方は、この記事の後半でお伝えしますね。
フェムケア商品の選び方と、やさしい使い方
ここがいちばんお伝えしたいところです。
「何を基準に選ぶか」と「どう使うか」を分けて見ていきましょう。
まずはタイプ(役割)で整理する
フェムケア商品は、役割で分けるとイメージしやすくなります。
・洗う:デリケートゾーン用のソープ・ウォッシュ
・うるおいを与える:保湿のジェルやクリーム、オイル、バーム
・外出先や生理中にさっと清潔にする:ふき取りシート
・生理まわりのケア:吸水ショーツや月経カップ、そのお手入れ用品
いきなり全部をそろえる必要はありません。
気になる場面から1つずつで十分です。
選ぶときの4つの判断軸
どれを選ぶか迷ったら、次の4つを目安にしてみてください。
① 使う部分に合っているか(デリケートゾーンの外側に使えるものか)
② 肌あたりがやさしいか(泡立ちや泡切れ、低刺激の設計か)
③ 続けやすいか(香りの好み、容量、使いやすさ)
④ 使う場面に合っているか(毎日の入浴用か、外出先用か)
洗い方の手順(力を入れないのがコツ)
洗うときは、次のような流れがおすすめです。
① 洗浄料を手のひらでよく泡立てる
② 外側(足のつけ根や陰毛の生えている部分、ひだの外側)を、泡でそっと洗う
③ ぬるま湯でやさしく洗い流す
④ やわらかいタオルで押さえるように水気をふく
ポイントは、泡でなでるように洗うこと。
手やタオルで強くこする必要はありません。
やらないほうがよいケア
よかれと思ってやりがちだけれど、控えたいケアもあります。
・ゴシゴシ強くこすること
・腟の内側まで指や道具で洗うこと(内側は自浄作用で守られているため)
・においやおりものが気になるからと、1日に何度も洗いすぎること
清潔にしたい気持ちはとても自然ですが、デリケートゾーンに関しては「やさしく、ほどほどに」が基本の考え方になります。
毎日のケアに取り入れやすいアイテム
ここからは、FemLifeで取り扱っているアイテムを紹介します。
いずれも毎日のお手入れに使うもので、症状を治したり、体の状態を変えたりするものではありません。
フェミニン シフォン ソープ <ローズ&イランイラン>220mL
毎日のデリケートゾーンをやさしく洗いたい方や、全身をやさしい使用感で洗いたい方に向けた弱酸性の泡ソープです。
トリートメントミルク
デリケートゾーンの乾燥が気になり、毎日の保湿ケアをやさしい使い心地で取り入れたい方に向けた乳液です。
Fem femフェムフェム フェミニンふき取りシート
外出先でも手軽に清潔ケアを取り入れたい方に向けた、デリケートゾーン用のふき取りシートです。
pitôn Femcare Set
デリケートゾーンの乾燥や摩擦が気になり、「洗う」と「うるおす」の基本ケアをまとめて始めたい方に向けたフェムケアセットです。
このほかのアイテムは、ソープ・ウォッシュの一覧にまとめています。
肌に合わないと感じたときは使用をやめ、気になる症状が続く場合は医療機関に相談してください。
セルフケアで変えられないこと
ここは、正直にお伝えしておきたい大切な部分です。
フェムケア商品でできるのは、肌を清潔に保つことや、うるおいを与えて乾燥しにくい状態を保つサポートまでです。
かゆみや炎症を治したり、病気そのものに働きかけたりするものではありません。
におい・おりもの・かゆみ・出血といった変化の裏に、治療が必要な状態が隠れていることもあります。
「商品を変えれば解決するはず」と、気になる症状を自己判断で抱え込まないこと。
ここを分かっておくだけで、ケアの選択がぐっとラクになります。
できることはセルフケアで、それ以外は医療の力を借りる。
その線引きが、自分を守ることにつながります。
こんなときは受診を(婦人科への相談の目安)
次のような変化があるときは、ヘルスケアラボでも医療機関での確認がすすめられています。
気になったら、早めに婦人科に相談してみてください。
・おりものの色が緑・黄・茶色などに変化した、または強いにおいがある
・おりものの量が非常に増えた
・生理中ではないのに、出血が混じる
・強いかゆみが続く、繰り返す
ここに当てはまらなくても、「なんとなく気になる」「不安が消えない」というだけで相談してかまいません。
デリケートな話だからと身構えてしまいがちですが、婦人科はこうした悩みを日常的に扱っている場所です。
相談すること自体が、おかしなことではまったくありません。
よくある質問
フェムケアは何から始めたらいいですか
特別な準備は必要ありません。
まずは入浴時の洗い方を見直し、外側をやさしく洗うことから始められます。
物足りなさを感じたら、洗浄料や保湿を一つずつ取り入れていく流れが無理がないです。
デリケートゾーンの内側も洗ったほうがいいですか
いいえ、内側まで洗う必要はありません。
ヘルスケアラボによれば、腟の内側はおりものによって弱酸性に保たれ、自浄作用で守られています。
洗うのは外側だけで十分です。
毎日ケアしても大丈夫ですか
ただし、においが気になるからと何度も洗いすぎるのは避けて、力を入れずにそっと洗うことを意識してみてください。
かゆいとき、ケア用品でなんとかなりますか
一時的に清潔を保つことはできますが、かゆみが続く場合や、おりもの・においの変化をともなう場合は、別の原因が考えられます。
ヘルスケアラボでは、強いかゆみやおりものの異常がある場合、腟炎などの可能性があり、検査が必要になることがあると説明されています。
症状が強い場合は、続くかどうかにかかわらず婦人科に相談してください。
その場合は様子を見すぎず、婦人科に相談してください。
妊娠中や産後でも使えますか
体がデリケートな時期なので、使ってよいか迷うものは、自己判断せず主治医やかかりつけの医療機関に相談してください。
気になる症状があるときは、次の健診を待たずに連絡しましょう。
まとめ
フェムケア商品は「洗う・うるおす・ふき取る」などの役割で整理すると選びやすくなります。
選ぶときは、使う部分・肌へのやさしさ・続けやすさを目安に、毎日ムリなく使えるものを。
そして、セルフケアで保てるのは清潔とうるおいまで。
気になる症状があるときは、迷わず婦人科に相談してくださいね。
フェムケアについてもっと知りたい方は、FemLife(フェムライフ)のトップページものぞいてみてください。
※この記事は一般的な情報の提供を目的としたもので、診断や治療に代わるものではありません。
気になる症状がある場合は、医療機関にご相談ください。
参考







































































