デリケートゾーンの石鹸、ドラッグストアでの選び方|4つのチェックポイント

ドラッグストアのコーナーに並ぶデリケートゾーン用の石けんやウォッシュ。
種類が多くて、どれを選べばいいのか迷ってしまった……という方は少なくありません。
人に聞きにくいことだからこそ、ひとりで抱え込まなくて大丈夫です。
この記事では、ドラッグストアで買えるデリケートゾーン用の石けん・ウォッシュの選び方と、やさしい洗い方、そして受診の目安までを整理していきます。
肩の力を抜いて、自分に合う一本を落ち着いて選んでいきましょうね。
この記事の監修者
今回紹介するアイテム一覧
デリケートゾーンの石けんは、ドラッグストアでも選べます
結論からお伝えすると、デリケートゾーン用のソープやウォッシュは、ドラッグストアでも手に入ります。
選ぶときは、「洗う場所に合っているか」「肌に合うか」「続けやすいか」の3つを目安にすると、ぐっと選びやすくなります。
ただし、石けんはあくまで体を清潔に保つためのものです。
かゆみやおりものの変化などが続くときは、石けんを選び直すよりも先に、医療機関に相談したほうがよい場合もあります。
その見分け方も、後半の「受診の目安」で整理しますね。
選ぶ前に知っておきたい、デリケートゾーンと洗浄料のこと
「そもそも、専用のものを使う必要はあるの?」と迷う方も多いところです。
石けん選びの前提になる基礎知識から、順番に見ていきましょう。
洗うのは「外側」だけ、という方法があります
デリケートゾーンのケアには、陰毛の生えているあたりや外側だけを、やさしく洗うという方法があります。
肌に「合う・合わない」があります
ここは、石けん選びでいちばん大切な視点です。
日本皮膚科学会の一般向け解説(皮膚科Q&A)によると、洗浄料に広く使われる界面活性剤(=汚れを落とすための洗浄成分のこと)は、刺激となってかぶれを起こすことがあります。
ちなみにここでいうかぶれ(=接触皮膚炎)は、外から触れた刺激物質やアレルゲンが皮膚に接触して起こる、かゆみやヒリヒリ感を伴う炎症です。
また、下着など繊維製品に使われる成分が、かぶれの原因になることもあります。
つまり「よい石けん」が一つに決まるわけではなく、自分の肌に合うかどうかが大切、ということなんですよね。
香りや使い心地は「好み」で選んでいい
デリケートゾーン用の洗浄料には、無香料のものと、香り付きのものがあります。
泡で出るタイプもあれば、自分で泡立てるタイプもあります。
どれが正解というものではないので、自分が心地よく続けられるかどうかで選んで大丈夫です。
ドラッグストアでの選び方と、やさしい洗い方
ここが、この記事でいちばんお伝えしたいところです。
まずは選ぶときのチェックポイント、そのあとに洗い方の手順を見ていきます。
選ぶときの4つのチェックポイント
・洗う部分に合っているか:デリケートな外側を、やさしく洗うことを考えて選びます
・肌に合うか:使ってみて、かゆみ・赤み・ヒリヒリ感が出ないかを確かめます
・香り、使い心地:無香料か香り付きか、泡タイプかジェルタイプか、自分の好みで選びます
・続けやすいか:容量や詰め替えの有無、手に入りやすさも、長く使ううえでの目安になります
最初の一本で「これだ」と決めきれなくても大丈夫です。
実際に使って、肌に合うものを見つけていく、くらいの気持ちでいきましょう。
やさしい洗い方の手順
① 手を清潔にして、洗浄料をよく泡立てます(泡で出るタイプは、そのまま使います)
② 陰毛の生えているあたりや外側を、指の腹でやさしく洗います
③ ぬるま湯で、ていねいにすすぎます
ポイントは、ゴシゴシ洗うのではなく、泡でそっと包むように洗うこと。
すすぎ残しがないように、最後までていねいに流してあげてくださいね。
やってはいけないNGな洗い方
・腟の内側まで洗浄料で洗うこと:外側だけをやさしく、という方法があります
・合わないと感じても使い続けること:原因に気づかないまま使い続けると、湿疹が慢性化してしまうこともあります
デリケートゾーンのにおいが気になる方は、デリケートゾーンのにおいが気になる方へ、フェムケアで始めるやさしい清潔ケアの記事も、あわせて参考にしてみてください。
毎日のケアに取り入れやすいアイテム
ここからは、FemLifeで取り扱っているアイテムを紹介します。
いずれも毎日のお手入れに使うもので、症状を治したり、体の状態を変えたりするものではありません。
フェミニン シフォン ソープ <ローズ&イランイラン>220mL
毎日のデリケートゾーンをやさしく洗いたい方や、全身をやさしい使用感で洗いたい方に向けた弱酸性の泡ソープです。
インティマM デリケートゾーン ウォッシュジェル マリーゴールドの香り 500ml
デリケートゾーンを毎日の入浴でやさしく洗い、清潔に保ちたい方のためのウォッシュジェルです。
YES インティメイト・フォームウォッシュ 無香料
デリケートゾーンをやさしく洗いたい方に向けた、無香料タイプのフェムゾーン用ソープです。
このほかのアイテムは、ソープ・ウォッシュの一覧にまとめています。
肌に合わないと感じたときは使用をやめ、気になる症状が続く場合は医療機関に相談してください。
石けん選びで「変えられること」と「変えられないこと」
ここは、正直にお伝えしておきたい大切な部分です。
検索上位には、たくさんの情報があふれています。
だからこそ、できること・できないことの線引きを、はっきりさせておきますね。
石けん選びで変えられること
毎日の清潔を保つという習慣は、自分でととのえていけます。
肌に合わないと感じたら、別のものに選び直すこともできます。
こすりすぎ・洗いすぎといった刺激を減らすことも、今日からできる工夫です。
ここからは医療の領域です
一方で、石けんは体を清潔にするためのものです。
かゆみやにおい、黒ずみといった悩みそのものを「治す」ものではありません。
そして、かゆみ・おりもの・においの変化などの奥に、セルフケアだけでは対応できない原因が隠れていることもあります。
その見極めは、医療機関にしかできない部分です。
無理にひとりで判断しようとしなくて大丈夫ですよ。
こんなときは受診を:デリケートゾーンの受診の目安
次のような場合は、セルフケアを続ける前に、医療機関への相談をおすすめします。
・かゆみやヒリヒリ感が強いとき、または長引くとき
・おりものの色や量、においが、いつもと違うとき
・不正な出血や、下腹部の痛みがあるとき
・ケアを見直しても、症状がよくならないとき
ここに当てはまらなくても、気になる症状や不安があれば、相談して大丈夫です。
受診先の目安としては、皮膚のかゆみ・かぶれが気になるときは皮膚科、おりものや出血などが気になるときは婦人科(産婦人科)です。
デリケートゾーンの悩みは、こうした科で日常的に相談されていることなので、恥ずかしく思わなくて大丈夫ですよ。
なお、妊娠中の方や産後まもない方、持病があって治療中の方は、自己判断せず、まずはかかりつけの医療機関に相談してください。
気になる症状があるときは、次の健診を待たずに連絡をしてくださいね。
よくある質問
ふだん使っているボディソープで洗ってもいいですか?
デリケートな部分では、洗浄料の界面活性剤が刺激となって、かぶれを起こすことがあります。
全身用の石けんが合う方もいますが、使ってみてかゆみや赤みが出るなら、肌に合っていないサインかもしれません。
まずは、自分の肌に合うかどうかを基準に考えてみてくださいね。
無香料と香り付き、どちらを選べばいいですか?
これは、好みと肌との相性で選んで大丈夫です。
香りが苦手な方や、肌がデリケートだと感じる方は、無香料から試すという選び方もあります。
毎日、何度も洗ったほうが清潔ですか?
洗えば洗うほどよい、というわけではありません。
外側をやさしく、回数は控えめに、を意識してみてください。
洗ってもにおいが気になるときは、どうすればいいですか?
においの感じ方には個人差がありますが、おりものの色や量、においがいつもと違うときは、ケアだけで様子を見ない方がよい場合もあります。
おりものの変化が気になる場合は、自己判断で様子を見ず、婦人科に相談してください。
気になる変化が続くときは、婦人科への相談を考えてみてください。
不正出血や下腹部の痛みがある場合も、症状が続くかどうかにかかわらず、早めに医療機関に相談してください。
まとめ
デリケートゾーン用の石けんは、ドラッグストアでも選べます。
選ぶときは、外側をやさしく洗えること、肌に合うこと、続けやすいことを目安に。
こすりすぎや洗いすぎを避けることも、やさしいケアの大切なポイントです。
かゆみ・おりもの・においの変化などが続くときは、がまんせず医療機関に相談してくださいね。
自分に合う一本を見つけるヒントに、FemLife(フェムライフ)のトップページものぞいてみてください。
※この記事は一般的な情報の提供を目的としたもので、診断や治療に代わるものではありません。
気になる症状がある場合は、医療機関にご相談ください。
参考

















































