
デリケートゾーンのにおいやムレ、「このまま今の洗い方でいいのかな」と、ふと不安になることはありませんか。
毎日のことなのに、洗い方を誰かに教わる機会ってほとんどないんですよね。
だから自己流になりがちで、合っているのか分からないまま過ごしている方は少なくありません。
人に聞きにくいことだからこそ、ひとりで抱えこまなくて大丈夫です。
この記事では、泡タイプのフェムケアソープを使うときの基本と、やさしく洗うためのポイント、そして受診を考えたい目安までを、順番にお伝えします。
今日のケアから、肩の力を抜いて見直していきましょう。
「アンドフェム フェムケア 泡 ソープ」と検索したあなたは、泡タイプのデリケートゾーン用ソープを使ってみようかな、と考えているところかもしれません。
先にいちばん大事なことをお伝えします。
それは、デリケートゾーンのソープで洗うのは、外側の部分だけということです。
腟の中(=からだの内側の部分)まで洗う必要はありません。
ここを押さえておくだけで、毎日のケアはぐっとシンプルになります。
ただし、デリケートゾーンのかゆみ・におい・おりものの変化などは、原因がひとつとは限りません。
気になる症状が続くときは、セルフケアだけで判断せず、受診を考えることも大切です。
このあと、体のしくみ、洗い方の工夫、そして受診の目安まで順番に見ていきますね。
洗い方の話に入る前に、体のしくみを少しだけ知っておくと、「なぜやさしく洗うのか」が納得しやすくなります。
日本皮膚科学会の一般向け解説では、外から触れる刺激物質などが皮膚に接触して起こる「かぶれ(=接触皮膚炎のこと)」は、かゆみやヒリヒリ感、赤みをともなう湿疹性の炎症だと説明されています。
デリケートゾーンの状態は、ずっと同じではありません。
厚生労働省の研究班が作成した情報サイト「働く女性の心とからだの応援サイト」によると、女性ホルモンのエストロゲン(=卵巣から分泌される女性ホルモンのひとつ)には、肌のつややハリを保つはたらきがあるとされています。
そして、閉経の前後およそ10年の更年期以降は、皮膚の乾燥や粘膜の萎縮(=薄くしぼんでいくこと)が起こりやすくなるとされています。
ここがいちばんお伝えしたいところです。
泡タイプのソープを使うときの基本の流れと、避けたいことを分けて見ていきましょう。
※以下は一般的なケアの工夫の一例です。
体質や状態には個人差があります。
① ぬるま湯で、デリケートゾーンの外側をさっと流す
② 洗浄料をよく泡立てる(泡タイプはそのまま泡が出るので、そのやわらかさを活かします)
③ 指の腹を使って、泡でそっとなでるように洗う
④ 泡が残らないよう、ぬるま湯でていねいにすすぐ
⑤ やわらかいタオルで、こすらずに押さえるように水気をとる
洗うのは、あくまで外側の部分です。
ゴシゴシこする必要はありません。
・ナイロンタオルやスポンジで、強くこする
・爪を立てて洗う
・からだの内側まで洗い込む
・熱いお湯で長く洗い流す
「汚れている気がするから、しっかり洗いたい」という気持ちはよく分かります。
デリケートゾーンのにおいケアについては、こちらの記事もあわせてどうぞ。
ここからは、FemLifeで取り扱っているアイテムを紹介します。
いずれも毎日のお手入れに使うもので、症状を治したり、体の状態を変えたりするものではありません。
毎日のデリケートゾーンをやさしく洗いたい方や、全身をやさしい使用感で洗いたい方に向けた弱酸性の泡ソープです。
デリケートゾーンを毎日の入浴でやさしく洗い、清潔に保ちたい方のためのウォッシュジェルです。
デリケートゾーンをやさしく洗いたい方に向けた、無香料タイプのフェムゾーン用ソープです。
このほかのアイテムは、ソープ・ウォッシュの一覧にまとめています。
肌に合わないと感じたときは使用をやめ、気になる症状が続く場合は医療機関に相談してください。
ここは、正直にお伝えしておきたいところです。
一方で、次のようなことは、セルフケアだけで解決しようとしないほうがよい領域です。
・強いかゆみや痛みが続いている
・おりものの色やにおい、量がいつもと明らかに違う
・不正出血がある
これらは、体の内側で何かが起きているサインのことがあります。
洗い方を変えても良くならないときに「もっと念入りに洗わなきゃ」と考えてしまうと、かえって刺激になってしまうこともあります。
セルフケアは「整えるため」のもの。
原因を見きわめて対処するのは、医療の領域です。
この線引きを知っておくと、無理なく付き合っていけます。
「病院に行くほどかな?」と迷う気持ち、とてもよく分かります。
でも、次のような場合は、婦人科・産婦人科への相談を考えてみてください。
・おりものの色やにおい、量がいつもと違うと感じる
・強いかゆみや痛みが続いている
・月経の周期や出血の状態に、気になる変化がある
・更年期の時期に、乾燥や不快感がつらい
厚生労働省の「働く女性の心とからだの応援サイト」では、月経前や月経中の不調には病気が潜んでいる可能性があり、少しでも異常を感じたら早めに婦人科・産婦人科を受診するようすすめています。
また、更年期の不調についても、がまんせず早めに婦人科で相談することが大切だとされています。
ここに当てはまらなくても、気になる症状や不安があれば相談して大丈夫です。
デリケートな部分のことは、相談してもいいことなんですよね。
受診は「大げさなこと」ではなく、自分を大切にする選択のひとつです。
妊娠中の方、産後まもない方、持病がある方や治療中の方は、自己判断せず、まず主治医に相談してくださいね。
気になる症状があるときは、次の健診を待たずに、かかりつけの医療機関へ連絡してください。
どちらでも大丈夫です。
泡タイプは最初から泡で出てくるので、泡立てる手間がなく、やさしく洗いやすいと感じる方に向いています。
液体タイプは、自分で泡立てて使います。
使い心地の好みで選んでかまいません。
大切なのは回数よりも「こすらない」こと。
気になるからと一日に何度も強く洗うのは、避けたほうがよいでしょう。
香りの好みで選んでかまいませんが、刺激を感じる場合は無香料を選ぶという方法もあります。
日本皮膚科学会の皮膚科Q&Aでは、接触皮膚炎はかゆみやヒリヒリ感を伴うことがあると説明されています。
使用後にこうした症状が出た場合は使用を中止し、皮膚科に相談してください。
まずは洗い方を見直して、こすらない・熱すぎるお湯を使わないことを意識してみてください。
日本皮膚科学会の皮膚科Q&Aでは、接触皮膚炎はヒリヒリ感やかゆみを伴うことがあると説明されています。
洗浄後にヒリヒリ感が出た場合は、使用した洗浄料を中止し、皮膚科に相談してください。
それでも続く場合や、かゆみ・赤みをともなう場合は、がまんせず皮膚科や婦人科に相談しましょう。
最後に、今日のポイントを整理します。
・デリケートゾーンのソープで洗うのは外側だけ。
内側まで洗い込む必要はありません
・泡でそっと、こすらずに洗うのが基本。
熱いお湯や強い摩擦は避けましょう
・かゆみ・におい・おりものの変化などが続くときは、セルフケアで抱え込まず、婦人科・産婦人科への相談を
毎日のケアは、自分をいたわる小さな習慣です。
肩の力を抜いて、心地よく続けていけるといいですね。
フェムケアの基本について、もっと知りたい方はFemLife(フェムライフ)のトップページものぞいてみてください。
※この記事は一般的な情報の提供を目的としたもので、診断や治療に代わるものではありません。
気になる症状がある場合は、医療機関にご相談ください。
参考
・厚生労働省 働く女性の心とからだの応援サイト「女性は一生にわたって女性ホルモンに影響を受ける?!」
・厚生労働省 働く女性の心とからだの応援サイト「更年期症状」