フェムケアのフォーム(泡)タイプとは?デリケートゾーンの洗い方と選び方

「フェムケア フォーム」「泡で洗うフェムケアって何だろう」と検索して、このページにたどり着いた方も、いらっしゃるのではないでしょうか。
デリケートゾーンのケアは、人にはなかなか聞けないもの。
専用のアイテムもいろいろあって、どれをどう使えばいいのか迷ってしまいますよね。
人に相談しにくいことだからこそ、ひとりで抱えこまなくて大丈夫です。
この記事では、フェムケアの「フォーム(泡)タイプ」とはどんなものか、デリケートゾーンのやさしい洗い方の基本、そしてセルフケアでできること・医療に相談した方がよいことの線引きまで、順番にお伝えします。
まずは、肩の力を抜いて読み進めてみてくださいね。
この記事の監修者
今回紹介するアイテム一覧
フェムケアのフォーム(泡)タイプとは?まずは結論から
フェムケアの「フォーム(泡)タイプ」とは、押すと泡の状態で出てくる、デリケートゾーン用の洗浄アイテムのことです。
デリケートゾーンの洗い方に「これだけが正解」という決まりがあるわけではありません。
大切なのは、肌をこすりすぎず、やさしく清潔に保つこと。
その方法のひとつとして、泡タイプを選ぶ方もいます。
ただし、かゆみやにおい、おりものの変化などが気になるときは、洗い方だけで解決しようとしないことも大切です。
気になる状態が続くときは、医療機関に相談してください。
くわしい受診の目安は、後半でお伝えしますね。
知っておきたい、デリケートゾーンの肌のこと
洗い方の話に入る前に、まずは肌のしくみを少しだけ知っておくと、ケアの理由が分かりやすくなります。
デリケートゾーンの肌は刺激を受けやすい
デリケートゾーンの肌は、名前のとおりとてもデリケートです。
肌のいちばん外側には角層(=肌を守るバリアの役割をもつ、皮膚のいちばん外側の層のこと)があります。
日本皮膚科学会の皮膚科Q&Aによると、この角層が傷つくと、石けんなどの刺激となる物質が入り込んで炎症が起こることがあるとされています。
つまり、強い洗浄や洗いすぎは、かえって肌の負担になることもあるんですよね。
かぶれ(接触皮膚炎)はなぜ起こるの?
かゆみやヒリヒリの一因として、かぶれがあります。
日本皮膚科学会の皮膚科Q&Aでは、接触皮膚炎(=かぶれのこと)を、外からの刺激物質やアレルギーの原因が肌に接触して起こる、かゆみやヒリヒリ感を伴う炎症と説明しています。
こうしたかぶれは、アレルギー体質ではない方にも、肌への刺激によって起こることがあるとされています。
だからこそ、毎日の洗い方が肌のコンディションに関わってくるんです。
だからこそ「やさしく洗う」が基本
ここまでをまとめると、デリケートゾーンのケアで土台になるのは、強くこすらず、外側をやさしく洗うこと。
今日からできる、デリケートゾーンのやさしい洗い方
ここがいちばんお伝えしたいところです。
泡を使ったやさしい洗い方の一例を紹介します。
肌の状態には個人差があります。
しみる・痛いと感じたら無理をせず、使うのをやめてくださいね。
洗い方の手順
① はじめに、ぬるま湯で軽く予洗いします。
② 泡タイプならそのまま、固形やリキッドならよく泡立てて、たっぷりの泡を用意します。
③ 外側を中心に、指の腹で泡をなでるように、やさしく洗います。
④ ひだの間など汚れがたまりやすいところは、指でそっと広げて洗います。
⑤ 泡が残らないように、ぬるま湯でていねいに洗い流します。
⑥ 最後に、やわらかいタオルでおさえるように水気をふき取ります。
やってはいけないNGケア
よかれと思ってやりがちな、避けたいケアも知っておきましょう。
・ナイロンタオルなどでゴシゴシこすらない。
日本皮膚科学会の皮膚科Q&Aによれば、肌のバリアが傷つくと刺激物質が入り込んで炎症が起こることがあるため、こすりすぎは肌の負担になりやすいとされています
・膣の内部まで洗い込もうとせず、洗うのは外側だけにとどめる、という方法が紹介されています
・気になるからと、熱すぎるお湯で長く洗わない
・「もっとキレイに」と、必要以上に洗う回数を増やしすぎない
洗うことは大切ですが、「やりすぎない」こともまた、やさしさのひとつなんですよね。
毎日のケアに取り入れやすいアイテム
ここからは、FemLifeで取り扱っているアイテムを紹介します。
いずれも毎日のお手入れに使うもので、症状を治したり、体の状態を変えたりするものではありません。
ホイップウォッシュ
デリケートゾーンをやさしい使い心地で洗いたい方に向けた、炭酸泡タイプのウォッシュです。
FEMSIR スパークリングホイップウォッシュ
濃密な炭酸泡タイプのデリケートゾーン用ソープです。
YES インティメイト・フォームウォッシュ 無香料
デリケートゾーンをやさしく洗いたい方に向けた、無香料タイプのフェムゾーン用ソープです。
このほかのアイテムは、ソープ・ウォッシュの一覧にまとめています。
肌に合わないと感じたときは使用をやめ、気になる症状が続く場合は医療機関に相談してください。
セルフケアでできること・できないこと
ここは、正直にお伝えしておきたい大切なところです。
一方で、次のようなことは、洗い方では変えられません。
・かゆみやかぶれの原因そのものを、自分で見分けること
・おりものや出血、痛みといった、体の中から出るサインへの対処
日本皮膚科学会の皮膚科Q&Aでは、かぶれ(接触皮膚炎)は、原因となる刺激やアレルギーのもとを見つけて避けることが大切とされ、原因を確かめるには医師の問診が必要とされています。
セルフケアは、あくまで日々を心地よく過ごすための習慣です。
「ここから先は医療の領域」と線を引けることも、自分の体を大切にする一歩になります。
こんなときは受診を|医療機関に相談する目安
洗い方を見直しても気になる症状があるときは、がまんせずに相談してみてください。
・おりものの色・量・においがいつもと違う、月経以外の出血や、下腹部の痛みがあるとき
・かゆみやかぶれが続く、繰り返す、だんだん強くなるとき
・気になる症状があるのに、どうケアしてよいか分からないとき
おりもの・出血・痛みが気になるときは婦人科、かゆみやかぶれが続くときは皮膚科が、相談先の目安になります。
ここに当てはまらなくても、気になる症状や不安があるときは、相談して大丈夫です。
「こんなことで受診していいのかな」と、ためらう必要はありません。
早めに相談することで、かえって安心できることもたくさんありますよ。
よくある質問
フォーム(泡)タイプと、ジェルや液体タイプは何が違うの?
主な違いは、形状と使い心地です。
泡タイプは最初から泡で出てくるので、泡立てる手間が少なく、やわらかい泡でなでるように洗いやすいのが特徴。
どのタイプが合うかは、肌の状態や好みによっても変わります。
毎日、泡で洗った方がいいの?
清潔に保つことは大切ですが、こすりすぎ・洗いすぎは、かえって肌の刺激になることもあります。
回数を増やすより、一回一回をやさしく洗うことを基本に考えてみてくださいね。
ボディソープで洗ってはいけないの?
デリケートゾーンの肌は刺激を受けやすく、角層が傷つくと石けんなどの刺激物質が入り込んで炎症が起こることもあります。
全身用の洗浄料が合わないと感じる方もいるので、肌の様子を見ながら、やさしく洗える方法を選ぶとよいですね。
洗ってもにおいが気になります。
どうすれば?
「自然なことだから」と決めつけず、気になる状態が続くときは、受診の目安を参考に医療機関へ相談してみてください。
かゆいときは、しっかり洗えばいいですか?
強く洗うと、かえって肌の刺激になることがあります。
日本皮膚科学会の皮膚科Q&Aでは、接触皮膚炎の治療では、原因となるアレルゲンや接触刺激因子を見つけて取り除くことが大切とされています。
やさしい洗い方を続けても、かゆみが続くときは、皮膚科などへ相談してくださいね。
まとめ
デリケートゾーンの洗い方で土台になるのは、こすらず、外側をやさしく洗うこと。
セルフケアでできるのは清潔な習慣づくりまで。
かゆみ・かぶれ・おりものや出血の変化など、気になる症状が続くときは、婦人科や皮膚科への相談が安心につながります。
ひとりで抱えこまず、自分の体の声に耳を傾けていきましょう。
フェムケアについてもっと知りたい方は、FemLife(フェムライフ)のトップページものぞいてみてくださいね。
※この記事は一般的な情報の提供を目的としたもので、診断や治療に代わるものではありません。
気になる症状がある場合は、医療機関にご相談ください。
参考
・日本皮膚科学会 皮膚科Q&A「かぶれ Q2 接触皮膚炎(かぶれ)とはどんな病気ですか?」

















































