フェムケアと黒ずみ|デリケートゾーンの色の原因とセルフケアのポイント

デリケートゾーンの色の変化が気になって、ふとした瞬間に気持ちが沈んでしまう。
人には聞きづらくて、夜にひとりでそっと検索している——そんな方もいるのではないでしょうか。
人に相談しにくいことだからこそ、ひとりで抱えこまなくて大丈夫です。
この記事では、黒ずみがなぜ起こるのかというしくみから、今日からできるやさしいケア、セルフケアで変えられること・変えられないことの線引き、そして受診の目安までを、順番に整理しました。
まずは、正しく知ることから。
肩の力を抜いて、読み進めてみてくださいね。
この記事の監修者
今回紹介するアイテム一覧
フェムケアと黒ずみ、まず知っておきたいこと
デリケートゾーンの黒ずみとどう向き合えばいいのか、最初に結論からお伝えします。
だから、ゴシゴシ洗って落とすものではありません。
フェムケアでできるのは、肌への刺激や乾燥を減らして、肌をやさしくいたわること。
一方で、すでにある色そのものを「消す」ことは、セルフケアではできません。
さらに、かゆみや痛みなど色以外の症状があるときには、受診をおすすめする場合もあります。
「落とす」より「いたわる」。
この記事は、その考え方を軸にお話ししていきます。
黒ずみ(色素沈着)はなぜ起こるのか
ここでは、そのしくみに関係することを、順番に見ていきますね。
メラニンは「肌を守るためのしくみ」
メラニンは、肌を守るためにメラノサイト(=色素をつくる細胞のこと)がつくる色素です。
メラニンには、紫外線をよく吸収して肌を守る働きがあります。
つまりメラニンは、肌にとってじゃまものではなく、もともと守りの役割を持った存在なんですね。
刺激や炎症が関係すること
日焼けでは、炎症反応によって色素をつくる細胞が刺激され、メラニンが多くつくられて肌が黒くなります。
また、紫外線を長い年月にわたって浴び続けると、光老化として、色素斑(シミ)やしわなどが現れることがあります。
ここでデリケートゾーンに目を向けてみましょう。
肌は、石けんや接触する物質などの刺激で、炎症(=かぶれ、接触皮膚炎)を起こすことがあります。
このかぶれは、アレルギー体質ではない人でも、皮膚への刺激によって起こります。
だからこそ、肌への刺激をくり返さないようにすることは、肌の負担を減らすことにつながります。
今日からできる、デリケートゾーンのやさしいケア
ここがこの記事のいちばんの中心です。
むずかしいことは必要ありません。
合言葉は「刺激を減らす」。
できそうなものから始めてみてください。
あわせて読んでみてくださいね。
洗い方の手順
① 洗浄料は、手のひらでよく泡立てる
② 泡で、そっとなでるように洗う(ゴシゴシこすらない)
③ すすぎは、ぬるま湯でやさしく流す(熱すぎるお湯は避ける)
④ 洗ったあとは、タオルでこすらず、押さえるように水気をとる
力を入れてこするより、泡のクッションにおまかせするイメージです。
生活の中でできる工夫
・通気性のよい下着を選んでみる
・締めつけの強い衣類を、長時間続けて身につけない
・ナプキンやおりものシートは、こまめに取り替える
どれも「こうすれば黒ずみが薄くなる」というものではなく、肌の負担をなるべく減らすための工夫の一例です。
気負わず、暮らしに取り入れられるものから試してみてくださいね。
やらないほうがいいNGケア
・ゴシゴシ強くこすり洗いをする
・一日に何度も洗いすぎる
・ビデなどで、膣の内側まで洗おうとする
・症状が続くのに、市販のケアだけで様子を見続ける
強い刺激は、肌にとって負担になりやすいもの。
「落とそう」とがんばるほど、肌は疲れてしまうことがあります。
「ていねいに」と「こすらない」は、似ているようで別もの。
やさしさを優先してあげてください。
毎日のケアに取り入れやすいアイテム
ここからは、FemLifeで取り扱っているアイテムを紹介します。
いずれも毎日のお手入れに使うもので、症状を治したり、体の状態を変えたりするものではありません。
フェミニン シフォン ソープ <ローズ&イランイラン>220mL
毎日のデリケートゾーンをやさしく洗いたい方や、全身をやさしい使用感で洗いたい方に向けた弱酸性の泡ソープです。
フェミニン マッサージミルク <ローズ&イランイラン>125mL
デリケートゾーンやヒップ、下着のしめつけなどで乾燥が気になる部分を、毎日の保湿とマッサージでやさしくケアしたい方に向けたマッサージミルクです。
フェミセラオイル 50mL
デリケートゾーンの乾燥が気になり、日々の保湿ケアやマッサージを心地よく取り入れたい方のためのフェムゾーン用オイルです。
このほかのアイテムは、保湿ジェル・クリームの一覧にまとめています。
肌に合わないと感じたときは使用をやめ、気になる症状が続く場合は医療機関に相談してください。
セルフケアで変えられないこと
ここは、正直にお伝えしておきたい大切なところです。
セルフケアでできるのは、刺激や乾燥を減らして、肌をいたわることまで。
色の変化そのものが気になって、積極的に対応したいと考える場合は、皮膚科などの医療機関で相談できる選択肢もあります。
ここで大事なのは、期待値を正しく持つことです。
フェムケアは、短期間で色を変える魔法ではなく、肌をいたわる毎日の習慣。
結果を焦らず、「自分の肌を大切にする時間」として続けていけるといいですね。
こんなときは受診を。
デリケートゾーンの受診の目安
色の変化だけでなく、ほかの症状があるときは、肌からのサインかもしれません。
次のような場合は、自己判断で済ませず、医療機関に相談してみてください。
・かゆみ・赤み・はれ・痛み・ただれが続いたり、くり返したりするとき
・ジクジクした湿疹があるときや、セルフケアを続けても良くならないとき
・見た目にはっきりした異常がないのに、かゆみが続くとき
かゆくてジクジクした湿疹は、ほかの病気との見分けが大切で、医師の診察が必要です。
また、見た目に異常がなくても陰部などがかゆくなる皮膚そう痒症という状態もあり、かゆみの原因はひとつではありません。
ここに当てはまらなくても、おりものや出血、においなど、色以外に気になる症状や不安があるときは、ためらわず相談してください。
どこを受診すればいいか迷ったら、肌の症状は皮膚科、女性器やおりものの症状が気になるときは婦人科が目安です。
デリケートゾーンの悩みは、相談していいこと。
恥ずかしく感じても、専門家に話すことで、気持ちがふっと軽くなることもありますよ。
よくある質問
デリケートゾーンの黒ずみは、洗えば落ちますか?
むしろ、こすり洗いは肌への刺激になり、炎症(かぶれ)につながることがあります。
やさしく洗うことを基本に考えてみてくださいね。
黒ずみは、どうして起こるのですか?
日本皮膚科学会によると、紫外線による日焼けでは、炎症反応によって色素細胞が刺激され、メラニンが多くつくられることで肌が黒くなります。
かゆみもあります。
病院に行ったほうがいい?
見た目に異常がなくてもかゆくなる皮膚そう痒症など、かゆみの原因はさまざまです。
かゆみが続くときや強いときは、自己判断せず、皮膚科や婦人科で相談してみてください。
まとめ
最後に、大切なポイントを振り返ります。
・フェムケアでできるのは「刺激や乾燥を減らして肌をいたわる」こと。
色を消すことはセルフケアではできません
・かゆみや痛みなど色以外の症状が続くときは、皮膚科や婦人科に相談してください
無理なく、できることから始めてみてくださいね。
デリケートゾーンのケアについてもっと知りたい方は、FemLife(フェムライフ)のトップページものぞいてみてください。
※この記事は一般的な情報の提供を目的としたもので、診断や治療に代わるものではありません。
気になる症状がある場合は、医療機関にご相談ください。
参考
・公益社団法人日本皮膚科学会「皮膚科Q&A 日焼け Q4 日焼けはどうして起こるのですか?」
・公益社団法人日本皮膚科学会「皮膚科Q&A 日焼け Q2 紫外線は身体にどんな影響を与えますか?」
・公益社団法人日本皮膚科学会「皮膚科Q&A かぶれ Q4 刺激性接触皮膚炎が発症するメカニズムはどのようなものですか?」





























































