
フェムケアサロンって、どんなところなんだろう。
何をしてくれるの? 自分にも必要なのかな——そう思って検索された方もいるのではないでしょうか。
デリケートゾーンのことは、人になかなか聞けません。
だからこそ、ひとりで抱えこまなくて大丈夫です。
この記事では、フェムケアサロンでできることと、おうちでできるケアとの違い、そして「ここからは医療機関へ」という線引きまで、やさしく整理します。
読み終えるころには、自分に合った次の一歩が見えてくるはずです。
フェムケアサロンとは、デリケートゾーンをはじめ、女性のからだのケアを行うお店のことです。
エステやリラクゼーションと同じ美容・ケア系のサービスで、病院やクリニックのような治療を行う場所ではありません。
受けられるケアの内容は、サロンによってさまざまです。
うるおいを届けるケアやアンダーヘアのケア、からだを温めるメニューなどを用意しているお店もあります。
呼び方や内容はお店ごとに違うので、気になるサロンがあれば、メニューの中身を直接たしかめてみてくださいね。
通うかどうかは、あなたの自由です。
ただし、かゆみやおりものの変化、出血、痛みといった症状があるときは、サロンやセルフケアよりも先に、医療機関で相談することが大切です。
ケアの話に入る前に、デリケートゾーンという場所の特徴を、かんたんに押さえておきましょう。
皮膚に刺激となるものが触れ続けると、かゆみやヒリヒリ感をともなうかぶれ(=接触皮膚炎。
刺激物質などが皮膚に触れて起こる湿疹の一種のこと)が生じることがあります。
こすれやムレなど、肌への刺激が気になる場面もありますよね。
からだは、年齢とともに変化していきます。
感じ方には個人差があり、変化そのものは自然な過程です。
気になる症状が続くときは、ひとりで悩まず産婦人科に相談してくださいね。
フェムケアには、大きく3つの場面があります。
サロンで受けるケア、おうちで毎日行うセルフケア、そして症状を診てもらう医療機関です。
この3つは、できることがそれぞれ違います。
次の章から、順番に見ていきましょう。
ここが、この記事でいちばんお伝えしたいところです。
① 洗う:外から見える部分を、ぬるま湯か、低刺激の洗浄料でやさしく洗います。
洗浄料はよく泡立てて、泡でそっと包むように。
② すすぐ:泡が残らないよう、ぬるま湯でていねいに流します。
③ 水気をとる:タオルでこすらず、やわらかく押さえるようにして拭きます。
④ うるおす:乾燥が気になるときは、保湿でうるおいを足すという方法もあります。
洗うのは、外から見える部分までにとどめる。
これが毎日のケアの基本です。
・ゴシゴシ強くこすらない
・熱いお湯で長く洗いすぎない
・使ってヒリヒリするものは、無理に続けない
さきほどのかぶれは、刺激となるものを見つけて遠ざけることが、対処の基本だとされています。
かぶれが生じた場合は、ほかの皮膚疾患との区別や原因の確認、薬による治療が必要になることがあるため、皮膚科で相談してください。
「やさしく、ほどほどに」を合言葉にしてみてくださいね。
ムレや摩擦が気になるときは、通気性のよい下着を選ぶ、締めつけの強い服を長時間続けない、といった工夫もあります。
おうちケアの基本をもう少し詳しく知りたい方は、フェムケアの基本的なやり方と注意点をまとめた記事もあわせてどうぞ。
ここからは、FemLifeで取り扱っているアイテムを紹介します。
いずれも毎日のお手入れに使うもので、症状を治したり、体の状態を変えたりするものではありません。
毎日のデリケートゾーンをやさしく洗いたい方や、全身をやさしい使用感で洗いたい方に向けた弱酸性の泡ソープです。
デリケートゾーンを毎日の入浴でやさしく洗い、清潔に保ちたい方のためのウォッシュジェルです。
デリケートゾーンをやさしく洗いたい方に向けた、無香料タイプのフェムゾーン用ソープです。
このほかのアイテムは、ソープ・ウォッシュの一覧にまとめています。
肌に合わないと感じたときは使用をやめ、気になる症状が続く場合は医療機関に相談してください。
正直にお伝えします。
病気を見つけたり、治したりすることはできません。
かゆみやおりものの変化、出血、痛みといった症状の原因は、ひとつではありません。
ケアを続けても変わらないときや、原因そのものを確かめたいときは、ここから先は医療機関の役割になります。
でも「ケアをすれば悩みがゼロになる」とお約束できるものではありません。
ここをはっきりさせておくことが、かえって安心につながると、私たちは考えています。
セルフケアとサロンの話をしてきましたが、次のようなときは、ケアよりも受診を優先してください。
・おりもの(色・量・においなど)が、いつもと違う状態が続く
・月経以外の出血や、性交のときの出血がある
・下腹部に痛みがある
・かゆみやかぶれ、ヒリヒリが続く、または繰り返す
かゆみやかぶれについては、原因を確かめ、塗り薬での治療が必要になることもあります。
続くときは、皮膚科や婦人科で相談してください。
ここに当てはまらなくても、気になる症状や不安があれば、相談していいんです。
「このくらいで行っていいのかな」とためらう必要はありません。
受診は、あなたのからだを守るための、ごく普通の選択です。
サロンは、プロの手を借りたいときの選択肢のひとつです。
気になる症状があるときだけは、ケアより受診を優先してくださいね。
サロンは美容・ケア系のサービスで、治療を行う場所ではありません。
症状を診断したり治療したりするのは、医療機関の役割です。
目的に合わせて、使い分けるのがよいでしょう。
かゆみやかぶれが続くときは、自己判断で済ませず、皮膚科や婦人科で相談してください。
かぶれは、原因となる刺激を遠ざけることが対処の基本で、塗り薬での治療が必要になることもあります。
気になる不調が続くときは、産婦人科に相談してください。
妊娠中や産後まもない時期、持病で治療中の方は、自己判断せず、まず主治医に相談してください。
気になる症状があるときは、次の健診を待たずに、かかりつけの医療機関へ連絡しましょう。
フェムケアサロンは、デリケートゾーンのケアを受けられる美容・ケア系のお店で、治療を行う医療機関とは役割が違います。
毎日のおうちケアは「やさしく、ほどほどに」が基本です。
そして、かゆみ・おりものの変化・出血・痛みなどの症状があるときは、ケアより受診を。
あなたのからだのことを、ひとりで抱えこまなくて大丈夫です。
毎日のケアに使うアイテム選びは、FemLife(フェムライフ)のトップページものぞいてみてくださいね。
※この記事は一般的な情報の提供を目的としたもので、診断や治療に代わるものではありません。
気になる症状がある場合は、医療機関にご相談ください。
参考