
「フェムケアを始めてみたいけれど、どこで買えばいいの?」「ドラッグストアに売っているもので大丈夫なのかな」と、売り場の前で迷った経験はありませんか。
デリケートな場所のことだからこそ、人に聞きにくくて、ひとりでスマホで調べている方も多いと思います。
でも、こういうことは、ひとりで抱えこまなくて大丈夫です。
この記事では、ドラッグストアでフェムケア用品を選ぶときに見ておきたいポイントと、知っておくと安心な体の基礎知識、そして「セルフケアでできること・できないこと」の線引きをお伝えします。
はじめの一歩を、いっしょに整理していきましょうね。
結論からお伝えすると、デリケートゾーン用のソープや保湿アイテムは、ドラッグストアの売り場でも手に入ります。
ただ、売り場に並ぶ商品は種類もさまざまで、どれが自分に合うのか分かりにくいですよね。
フェムケアは、特別な悩みがある人だけのものではありません。
一方で、注意しておきたいこともあります。
かゆみ・におい・おりものの変化・痛みといった症状があるときは、ケア用品で様子を見るのではなく、その症状の原因を確かめることが先です。
こうしたサインの裏に、医療機関での対応が必要な状態が隠れていることもあるからです(くわしくは後半でお伝えします)。
「どれを選ぶか」の前に、体のしくみを少しだけ知っておくと、売り場での判断がぐっとラクになります。
女性の体は、年齢とともに変わっていきます。
つまり、デリケートゾーンの状態は「ずっと同じ」ではなく、時期によって変わっていくもの。
今の自分の体の状態に合わせて、ケアを選んでいく視点が役に立ちます。
出産を経験すると、体にはさまざまな変化が起こります。
産後の黒ずみ・ゆるみ・尿もれ・においといった悩みは、人に相談しにくく、ひとりで抱えこみやすいテーマです。
変化そのものは、体が経験してきたことのあらわれでもあります。
否定したり、恥ずかしく感じたりする必要はありません。
ただし、気になる症状があるときは、この後の「受診の目安」を確認してくださいね。
デリケートゾーンのケアを考えるとき、「洗って清潔にする」ことだけに意識が向きがちです。
ここからは、実際に売り場で何を見ればいいか、具体的にお伝えします。
① 使う場所に合っているか
デリケートゾーン用としてつくられたアイテムかを確認します。
ボディ用・ヒップ用・バスト用など、部位ごとに設計された商品もあるので、パッケージの表示を見てみてくださいね。
② 使い続けられる形か
毎日の習慣にするものなので、無理なく続けられることが大切です。
ソープ・泡タイプ・シートなど、自分の生活に合う形を選ぶと続けやすくなります。
③ 肌への心地よさ
デリケートな場所に使うものだからこそ、刺激が少なく、心地よく使えるかどうかは大事なポイント。
セルフケアの流れを、シンプルな形でご紹介します。
① 洗浄料は、手のひらやスポンジでよく泡立てる
② 泡で、外側をそっと洗う
③ ぬるま湯で、泡が残らないようにやさしく洗い流す
④ 水気をやさしく押さえるように拭き取る
力を入れてこするのではなく、泡でやさしく扱うことを意識してみてください。
良かれと思ってやったことが、かえって負担になることもあります。
・ゴシゴシと強くこすること
・体の皮脂が多い部分向けのボディソープで、同じように強く洗うこと
・においが気になるからと、必要以上に何度も洗うこと
デリケートな部分は、やさしく扱うことが基本です。
「しっかり洗わなきゃ」より「やさしく、ほどほどに」を意識してみてくださいね。
ここからは、FemLifeで取り扱っているアイテムを紹介します。
いずれも毎日のお手入れに使うもので、症状を治したり、体の状態を変えたりするものではありません。
毎日のデリケートゾーンをやさしく洗いたい方や、全身をやさしい使用感で洗いたい方に向けた弱酸性の泡ソープです。
デリケートゾーンを毎日の入浴でやさしく洗い、清潔に保ちたい方のためのウォッシュジェルです。
デリケートゾーンをやさしく洗いたい方に向けた、無香料タイプのフェムゾーン用ソープです。
このほかのアイテムは、ソープ・ウォッシュの一覧にまとめています。
肌に合わないと感じたときは使用をやめ、気になる症状が続く場合は医療機関に相談してください。
ここは、正直にお伝えしておきたい大切なパートです。
ドラッグストアで買えるフェムケア用品は、化粧品や雑貨にあたるもので、日々の習慣として「清潔に保つ」「うるおいを与える」ことをサポートするものです。
一方で、次のようなことは、セルフケアの範囲ではありません。
・かゆみ・痛み・炎症といった症状を治すこと
・おりものの変化やにおいの「原因そのもの」を突き止めること
・黒ずみを消したり、ゆるみを元に戻したりすること
たとえば、デリケートゾーンのかゆみやおりものの変化には、医療機関での対応が必要な状態が関係していることがあります。
こうした場合、ケア用品で様子を見ても原因は変わりません。
「ここまではセルフケア、ここからは医療の領域」という線引きを知っておくことが、遠回りを避けることにつながります。
フェムケア用品は、あくまで日々の心地よさのための習慣。
悩みを「解決する道具」ではないことを、頭の片隅に置いておいてもらえたらと思います。
次のような症状があるときは、セルフケアで様子を見るのではなく、医療機関への相談を検討してください。
・おりものの色・量・においに、いつもと違う変化があるとき
・デリケートゾーンのかゆみや痛みが続くとき、くり返すとき
・不正出血など、気になる出血があるとき
・尿もれが続いて、生活に困っているとき
おりものの変化やかゆみの原因のひとつに、性感染症があります。
厚生労働省の啓発資料では、性器クラミジア感染症や淋菌感染症は、尿や分泌物・おりものを調べて検査し、抗菌薬で治療すること、女性は産婦人科で診てもらえることが示されています。
日本泌尿器科学会の一般向け解説では、頻尿にはさまざまな原因があり、病気が関係することもあるため、原因が思いあたらない場合は泌尿器科専門医の受診をすすめています。
ここに当てはまらなくても、気になる症状や不安があれば、相談して大丈夫です。
デリケートな悩みは、受診をためらいがちですよね。
でも、こうしたことを診てもらうのは、医療機関にとってごく日常的なことです。
「相談してもいいことなんだ」と思って、気軽に足を運んでみてくださいね。
なお、妊娠中の方や産後まもない方、持病がある方・治療中の方は、自己判断せず、まずは主治医にご相談ください。
妊娠中・産後に気になる症状があるときは、次の健診を待たずに、かかりつけの医療機関へ連絡してください。
どちらでも手に入ります。
まずは続けやすい入手方法から始めて、自分に合うものを探していくのがおすすめです。
体の皮脂が多い部分向けのソープで強く洗うのは、負担になることもあるため、やさしく扱うことを意識してみてください。
好みで選んで大丈夫です。
かゆみが続くときやくり返すときは、ケア用品で様子を見るのではなく、医療機関への相談を検討してください。
かゆみの原因には、医療機関での対応が必要なものが関係していることもあります。
最後に、要点を振り返ります。
・フェムケア用品は日々の習慣をサポートするもので、症状を治したり原因を突き止めたりするものではない
・かゆみ・痛み・おりものの変化・続く尿もれなど、気になる症状があるときは、医療機関への相談を
フェムケアは、自分の体をいたわる小さな習慣です。
肩の力を抜いて、できるところから始めてみてくださいね。
フェムケア用品をもっと見てみたい方は、FemLife(フェムライフ)のトップページものぞいてみてください。
※この記事は一般的な情報の提供を目的としたもので、診断や治療に代わるものではありません。
気になる症状がある場合は、医療機関にご相談ください。
参考